季節は春――
出会いと別れの季節
今年、高校2年生になった男にも、出会いがあった。
後輩「ねぇ、男先輩、僕の話を聞いてくれません?」
男「だが断る。この男のもっとも――」
後輩「それじゃあ話しますね」
男「あれぇ!?」
※このSSはフィクションです
登場する人物、団体、地名、一部の都市伝説などの名称はたぶんすべて架空のものです
また、物語の進行上、現実に存在する都市伝説の設定を一部変えているので、そこら辺ご了承くださいまし。
あと、文章や内容変でも大目に見てやってください(切実)。
633: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/5(月) 07:10:35 ID:MigpRrBMTw
次回お品書き
・怪人アンサー
・カタリヤ
の2本でお送りしたいと思います
634: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/5(月) 07:20:14 ID:MigpRrBMTw
>>623支援ありがとー!
そして待たせてしまいすいません!
というのも、今回遅れてしまったのは俺が県外に引っ越さなきゃいけなくなったので、寮の荷物と実家にある荷物をまとめなきゃいけなくなったので、実家に行こうとしたら…事故っちゃった(・ω<)てへぺろ
まあ、たぶん投下するぐらいなら大丈夫だと思いますので、これからも更新していきたいと思います
ここまで書いといて今さら止めたくないですしね
それでは、長くなりましたがまた第四部でお会いしましょう
635: 名無しさん@読者の声:2012/3/7(水) 07:20:06 ID:SRJWFPMCbs
暫く見てなかったがまだ残ってたのかww
でもまあ残っててよかった。CCCCC。
636: 名無しさん@読者の声:2012/3/7(水) 19:03:07 ID:SF2jTilGlI
第3部の後半で口裂け女さんが大活躍で テンション上がりましたwww
あと、人間同盟作ったの友だったんですね
意外です
でも 何故鏡はそのこと忘れてたんだろ?
あと、事故 大丈夫でしたか?
郵便屋さんのペースでいいので 第4部楽しみにしてます
637: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/11(日) 03:11:50 ID:yVPaUx8QJg
何か最近全然更新できなくてすみません!
>>635支援ありがとー!
本当に残っててよかったです
これを機会に、また読んでくれると嬉しいです
>>636人間同盟の提案をしたのは友、という設定は最初からあって、ちょっとしたフラグっぽいのをたてといたんですが、きづきませんでしたか
鏡に限らず都市伝説のほぼ全てが四年前の記憶を失っている理由については、第四部にて明らかになるかもしれません
事故は……うん、まあ、大丈夫ではなかったですね
さて、第四部で会おうと言いましたが、先に番外編の方を投稿したいと思います
638: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/11(日) 03:12:44 ID:yVPaUx8QJg
三連休、最後の日
男とテケテケは、当初の予定通り二人きりで北海道を見て回ることにした
テケテケ「Booys,be ambitious!」
男「クラーク博士のマネか?」
テケテケ「ううん、お父さん犬」
男「確かに北海道犬だけども!ってか、それ言ってたのだいぶ前だろ!」
639: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/11(日) 03:14:07 ID:m39nCD4Sqo
摩周湖にて
テケテケ「ボス。あまり むねばかりみていると ヘンタイだとおもわれますよ。 ここは ぐっと ガマンですよ。」
男「誰がボスだ。あと、この季節に水着の女性はいねーよ」
男「ってか、読者はこのネタ分かるのか!?」
テケテケ「むしろ、何で男が分かるの?」
640: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/11(日) 03:15:26 ID:RXvz35mO86
テケテケ「あの後ショッピングとかも行ったし、今日は楽しかったね!」
男「…昨日、鏡が消えたことについては、あまり悲しまないんだな」
テケテケ「まあ、鏡とはまた会えるからね。今の私には、こっちにいる間の思い出を多く作らないと!」
男(……こっちにいる間の、思い出か。そういえば、楽しすぎてすっかり忘れてたけど、こいつもいつか、消える時がくるかもしれないんだよな……)
男「……ん?ここ、どこだ?見た感じ、住宅街か?おいテケテケ、戻るぞ」
男「……テケテケ?」
641: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/11(日) 03:16:58 ID:XSPpxC1xLo
テケテケの視線の先には、一軒の家が
男「おい、どうした?」
その一軒家の庭にいる老夫婦を、テケテケは見つめていた
その老夫婦はテケテケ達に気づいたようで、近づいてくる
テケテケ「ごめん、男」
男「え?」
テケテケは勢いよく車椅子を飛び降り、近づいてきた老夫婦に抱きつき
テケテケ「ただいま、お母さん、お父さん!」
老夫婦の腕の中で、幸せそうに涙を流し、消えていった
642: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/11(日) 03:18:30 ID:fCrP/vAiJc
北海道ホテルにて
口裂「そう、テケちゃんも消えちゃったのね」
男「…………ああ」
口裂「落ち込むのは止めなさい。幸せそうだったならよかったじゃない」
男「……でも、俺は……!」
口裂「大切なものっていうのは、大抵が失って初めて気づく。でもね、失ってから後悔しても、もう遅いのよ」
男「……ッ!…………何で、都市伝説は消えるんですかね…」
口裂「それは、私達にも分からないわ。そもそも、存在理由が分からないもの」
男「……そう、ですよね」
643: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/11(日) 03:20:26 ID:lqlmnXPa..
家にて
メリーの恩恵により、男は自分の家の前に帰ってきていた
メリー「大丈夫?」
男「ん?ああ、大丈夫だ」
男(まさか、テケテケがいなくなって、こんなにショックを受けるなんて、思わなかったな)
男「ただいまー…」
鏡「よ、おかえり」
メリー「え?」
テケテケ「おかえり!」
男「は?」
644: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/11(日) 03:22:06 ID:eUhamRjxLw
男「え?何でいんの?」
テケテケ「何か光に包まれたと思ったら、男の家にいたんだ」
鏡「あたいも」
メリー「よく分からないけど、よかったね、男!……男?」
男「ああ…!消してくれー!主に2レス前の俺を消してくれー!」
第三部 番外編 END
645: 名無しさん@読者の声:2012/3/11(日) 04:55:00 ID:SL6/QfI5Us
朝早くからご苦労様です!!
支援
646: 名無しさん@読者の声:2012/3/12(月) 03:07:28 ID:SRJWFPMCbs
鏡!テケテケ!良かった!
次は怪人アンサーか。
……怪人アンサーには恩恵を回避できる方法あるよね(ニヤリ
でもまあ物語のネタバレになっちゃあれだし
怪人アンサー編終わってオチが違ったら書き込む!
支援
647: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/13(火) 01:30:40 ID:PtH21cG2bY
>>645支援ありがとー!
あなたも、朝早くから読んでくださりありがとうございます
>>646支援ありがとー!
たぶん、というか絶対にお乳がいます!
間違えました
絶対にオチ違います!
怪人アンサーに対しては、恩恵を回避するよりも、恩恵を利用するって感じになると思います
……たぶん
なので言ってくれちゃっていいのよ
648: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/13(火) 01:31:35 ID:ResPR8T8fs
季節は冬――
人々が寒さから逃げ惑う季節
だが、クリスマスも目前に迫ったこの日、後輩は違う者から逃げていた
第四部 後輩編 START
649: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/13(火) 01:32:44 ID:v5kCai5hlQ
路地裏にて
後輩(撒いた、か……?)
?「みーつけたー!」
後輩「!」
後輩は咄嗟に、近くにあったビール瓶を追跡者に投げつけ、怯んでいる隙に逃げ出した
650: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/13(火) 01:34:07 ID:9SOWykGaXo
?「…つれないなー」
?「また逃がしたのか?ダイヤ」
ダイヤ「ハートは見つけてすらいないだろー」
ハート「私はお前と違い、見つければすぐに殺す」
ダイヤ「野蛮なことは嫌いなくせにー」
ハート「今回はまた別だ。何せあの女がこのままここにいられると、私達死神の一族の存亡に関わるからな」
651: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/13(火) 01:35:25 ID:1AA1SO.fZY
学校にて
女「思ったんだけどさ」
友「?」
女「都市伝説が消えて、また現れた理由って何なのかな?」
男「今更だな」
652: 郵便屋 ◆jWU.FEbXOc:2012/3/13(火) 01:36:52 ID:Crz6xJC852
友「まあでも、知りたいっちゃ知りたいよな」
鏡「あたいも知らないしね。気は進まないけど、あの男を呼んでみるかい?」
男「あの男?」
鏡「怪人アンサーさ」
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