男「ナルガたん(*´д`*)ハアハア」
ナルガ「・・・」
男「毛をもふってしていい?」
ナルガ「断る」
男「じゃあ、ギュってしていい?」
ナルガ「・・・」
男「沈黙は肯定とみなす!!」ッバ!!
ナルガ「しつこい!!」バキッ!!
男「ひでぶ!?」
ナルガ「(いつからこうなったんだろう・・・)」
話は数日前に遡る
561: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 17:59:24 ID:UDHBDcGQ6A
男「う…あ…?」
男「ここは…一体?」
???「キュ」
男「!?」バッ!!
男「ナルガクルガ!?…の子供?」
子ナルガ「キュ」
男「助けて…くれたのか?」
子ナルガ「キュ」コクン
男「変わったモンスターもいるんだな」ナデナデ
子ナルガ「キュ♪」フリフリ
男「ちっちゃくて…可愛いな…」
子ナルガ「キュ」スリスリ
男「人懐っこい…いや、人間を知らないのか…」
男「とりあえず、ここを動くか…っ!?」ギシ
男「足が痛むな…折れてはないが動かすのに時間がかかりそうだ」
子ナルガ「キュ?」
男「それに…ここなら見つかりそうもないな…」
男「しばらく厄介になる。迷惑かけるな」
子ナルガ「キュ?」
男「通じないか」ナデナデ
子ナルガ「キュ〜♪」
562: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 18:02:21 ID:UDHBDcGQ6A
>>560
おお!!支援ありがとうございます!!
誠に感謝の極み!!
男「ちょっ!?支援だよ!!作者さんから支援だよ!!ナルガたん!!」
ナルガ「落ち着け男!!まずは落ち着いて深呼吸」
男「ヒッヒッフー!!ヒッヒッフー!!」
ナルガ「それ違うぞ!?」
563: 名無しさん@読者の声:2011/10/12(水) 18:30:00 ID:GV4BA/9fro
ナルガたん・・・本当は皆ナルガたんを嫁にしたいんだよ
だって可愛いもの
それでいて戦闘中はカッコイイだろ
性格も良いし、料理は・・・まあ・・・うん!!
でもさ、ナルガたんは既に男の嫁だからな、好き勝手に可愛いがることができないんだよ。
オウガやアシラはまだフリーだからな、皆狙ってるんだよ
何が言いたいのかと言うと桜レイアは俺の嫁
564: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 18:46:01 ID:XJFj.rwXLw
>>563
ナルガ「うん…そういわれると、照れるな」
男「ナルガたんいい子だもんね〜」
ナルガ「ただ、料理は出来ない訳ではないぞ!?肉を焼くのがちょっと下手なだけだ!!」
男「二日前に、サシミウオを三枚に卸してって言ったのに、細切れにしたの、どこの誰だっけ?」
ナルガ「っ!?」
男「アシラとオウガはたしかに、フリーだね」
ナルガ「まあ、確かに(料理か…)」
男「まあ、ナルガたん」
ナルガ「ん?」
男「料理が出来ないお嫁さんも可愛いし、ナルガたんなら大歓迎だよ」
ナルガ「わかった…」
男「?」
ナルガ「料理を出来るようになって、お前を見返してやるからな!!」
565: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 19:02:10 ID:6sRUAGkZIU
男「しかし、いつまでもここに居るわけにはいかないな…」スクッ
子ナルガ「キュ?」ヒシッ
男「おい!?くっつくなよ!!」
子ナルガ「キュ〜♪」スリスリ
男「まあ、いいか…」
ザッザッザッザッザッザッ
男「この匂い…近くにいるな…何処だ?」
子ナルガ「キュ!!」
男「!!」
レウス「ガァァ!!」
男「おいでなすたったか!!次は負けない!!」ダッ
子ナルガ「キュ」トテテ
男「隠れてろ!!それ!!」ザン
レウス「ギャアアアアア」ジタバタ
男「さっきは不意を突かれたが、今度はやらせないよ?」
子ナルガ「キュ〜♪」
レウス「グルル」ジロッ
子ナルガ「キュ!?」
男「危ない!!」
レウス「ガァァ」ボッ
バーン!!
566: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 19:10:39 ID:wrkguav6Tw
子ナルガ「キュ〜」
子ナルガ「キュ?」
子ナルガ「キュ!!」
男「ばか、やろ…隠れてろって言ったのに…」ドサ
子ナルガ「キュー!!」
子ナルガ「キュ!!」
レウス「グルル」
子ナルガ「キュ」ガタガタ
男「(ナルガが…やられちまう…でも、体が動かない…)」
レウス「グルル」ジリジリ
子ナルガ「キュ…」ガタガタ
男「…逃げ…ろ…」
レウス「グルル」ジロッ
男「そう…だ…こっ…ちだ…」
レウス「・・・」フイ
子ナルガ「キュ〜」ポロポロ
男「(なんで動かないんだ体!!目の前にあり命が消えかかってるんだぞ!?動けよ!!)」
男「(わかってるよ、僕。モンスターだからって言いたいんだろう?モンスター同士がお互いを食べるのは当然の掟だ)」
男「(だからって見殺しにするのか!?僕を助けてくれたあの、ナルガクルガを)」
子ナルガ「・・・て」
男「(声?一体誰が…)」
子ナルガ「・・・けて」
子ナルガ「助けて!!」
男「!!」
567: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 19:22:53 ID:SRX3C5IHRs
レウス「ガァァ」グワッ
男「…おい」
レウス「?」クルッ
男「どけよ」ガシ
レウス「!?」
男「その薄汚ねぇ体を、ナルガからどけろっつてんだよ!!」ブン!!
レウス「グゥワ!?」ドサ
レウス「グルル」ジタバタ
子ナルガ「キュ〜」ヒシッ スリスリスリスリ
男「ごめん、怖がらせてごめん…」
男「さて」チャキ
レウス「グルル」ギロッ
男「鬼人化・・・」ダッ
レウス「!?」
男「乱舞!!」
ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ
レウス「ギャアアアアア」ブン
バキィ!!カランカラン
男「剣が!?まだだ、まだ一本ある!!」
ザンザンザンザンザンザン
レウス「ギャアアアアア!!」
ドシーン
男「ハア…ハア」
男「終わったか」
568: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 19:27:37 ID:h6Fzqp8fVM
男「疲れた〜!!」ドサ
男「うわ…一本は折れて、一本はボロボロ…」
ツンツン
男「?」
子ナルガ「あ…」
子ナルガ「ありが…とう…」
男「いいよ、怪我はない?」
子ナルガ「うん…」
子ナルガ「お母さんの所に…戻らなきゃ…」
男「そっか…」
子ナルガ「名前…」
男「?」
子ナルガ「何て言うの?」
男「・・・」
男「男…だよ」
子ナルガ「男…」
子ナルガ「忘れないよ…絶対」
男「ん」
子ナルガ「約束」
男「うん、約束」
569: 名無しさん@読者の声:2011/10/12(水) 20:27:01 ID:f36Gh6khEs
この時からだったのか…
俺がCするのが決まったのは。
CCC
570: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 20:49:42 ID:YepzLr4ZbA
>>569
ちょwwwかなり前から
どこぞのアクDリオン
支援感謝です
アシラ「呼んだ(´・ω・`)?」
男「呼んでない」
571: 名無しさん@読者の声:2011/10/12(水) 20:54:00 ID:sRuLpc8e5E
>>570
絵文字ダメ絶対
っCCCCC
572: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 20:59:34 ID:YepzLr4ZbA
〜〜〜現在〜〜〜
男「というわけで、子ナルガを守ろうと躍起になったはいいけど、双剣を折られ、ヒィヒィ言いながら帰ってきたわけよ」
友「だからあんときお前、双剣背負ってなかったのか」
男「それから太刀に変わるのは時間がかからなかったねwww」
友「お前大剣は重いって文句たれやがったからなwww」
ナルガ「・・・」
男「ナルガたん?」
友「どうした?ナルガ」
ナルガ「男…一つ聞いていいかな…」
男「何?」
ナルガ「そのリオレウス、腹に稲妻状の傷がなかったか?」
男「・・・どうして?」
ナルガ「答えてくれ」
男「傷は…確かにあった」
ナルガ「!!」
男「なんで、ナルガたん知ってるの?」
ナルガ「小さい時にな、私がこの地に来る前だ、当時はすっかりトラウマだったな…眠るたびにあの咆哮が耳をよぎる」
ナルガ「そうして母様の体に自分を埋めて、恐怖と戦っていた…」
男「・・・」
573: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 21:02:14 ID:YepzLr4ZbA
>>571
丸って絵文字だったんですか?ご指摘ありがとうございますm(__)m
支援感謝です♪
アシラ「呼」
男「んでない」
アシラ「(´・ω・`)」
574: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 21:09:19 ID:YepzLr4ZbA
ナルガ「今でも、うっすらとだが思い出す…昼寝の最中に突然空から降ってきた人間、その頃の私は好奇心旺盛だったな」
ナルガ「起こそうと思って色々やったぞ?引っ掻いたり、尻尾で叩いたり、乗っかってみたり」
ナルガ「そして、何故かその人間の傍は心地よかったな…」
男「・・・」
ナルガ「リオレウスがこちらに迫ってきた時は、もうだめかと思ったな…それでつい、言葉を発してしまった」
ナルガ「人間には絶対に聞こえないはずの声、だがそいつは確かに私の声を聞いて、私を命懸けで守ってくれた…」
男「ナルガたん…」
ナルガ「今思えば、あの頃から私はお前に惚れてたのかもしれないな…」
575: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 21:17:18 ID:YepzLr4ZbA
友「つまり、男が助けた子ナルガは、お前だってことは理解した…だがなんで黙ってたんだ?」
ナルガ「大人になるにつれ段々と記憶が薄れていったからな…男の名前を聞いてから、おや?とは思った」
ナルガ「そして、今の話を聞いて、確信した」
ナルガ「男は、小さい頃に私をリオレウスから守ってくれた人間と同一人物だと、いうことが…」
ナルガ「ありがとう…男」
友「しかし、男の双剣話からまさかこんな事になろうとはな…」
576: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 21:23:48 ID:ymzI0KJTGY
男「しかし、残念だったな…」
友「なにがだよ?」
男「あのときの子ナルガがナルガたんだと知ってれば好きなだけギューってしてモフモフしたのに」
ナルガ「お前の思考はそれしかないんだな」
男「もったいなかったなぁ…」
ナルガ「じゃあ…甘えてやろうか?」
男「(屮°□°)屮」
ナルガ「嘘だ」
男「(´・ω・`)」
ナルガ「機会があれば、な」
男「了解、楽しみにしてるよ」
ナルガ「ああ」
番外編
「男の過去」
fin
577: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 21:30:34 ID:bvUwkzoVAM
さて、残る番外編も
少なくなって参りましたね…
と、言いたかったんですが、皆さんにお知らせが二つありますm(__)m
一つめ
番外編が二話増えました 皆さんにとっては喜ぶ事かどうかは分かりませんが…
二つ目
皆さんに出してもらったティガ姉妹ですが…
話が出来上がりました
ヽ(*´▽)ノ♪
詳しい調整をして
番外編に投下していきます
乙狩れ様でした!!
578: 名無しさん@読者の声:2011/10/12(水) 21:42:11 ID:oFYCAjaXts
二つ?
二百のまちがいじゃ?
579: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 21:44:56 ID:RAxY55LQB2
>>578
どんだけ5スレネタを
引っ張るんですか!!
(´・ω・`)
文才がない私には
土台無理なお話ですよ…
580: 名無しさん@読者の声:2011/10/12(水) 22:04:49 ID:uZATxUAiSw
ずっと続いてほしいな
( ´;ω;`)つC
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