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男「ナルガたんハアハア」ナルガ「・・・うざい」
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1: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 00:11:38 ID:nZvxm/BURM
男「ナルガたん(*´д`*)ハアハア」

ナルガ「・・・」

男「毛をもふってしていい?」

ナルガ「断る」

男「じゃあ、ギュってしていい?」

ナルガ「・・・」

男「沈黙は肯定とみなす!!」ッバ!!

ナルガ「しつこい!!」バキッ!!

男「ひでぶ!?」

ナルガ「(いつからこうなったんだろう・・・)」

話は数日前に遡る


527: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/11(火) 21:39:44 ID:Burp/6qM.k
友「さて、準備が整った訳だが…皆大丈夫か?」
後輩「大丈夫です」
ナルガ「問題ないな」
男「・・・」ジッ
友「男?」
男「え?あ、いやなんでもない…さあ!!行こうか!!」

友「?ああ…」
ナルガ「(今、私を睨んでなかったか…!?)」

友「じゃあ、作戦確認いくぞ?」

友「いつものように、俺と男が、太刀、大剣で突進、後輩は援護、ナルガは…」

ナルガ「双剣での一撃離脱だな、無理はせず、いけると思ったら、いっていいだな?男」

男「・・・」
ナルガ「男?」
男「ん?ああ、ナルガたんは怪我をしないようにね…」

ナルガ「(やっぱり私の事を睨んでいた…)」
528: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/11(火) 22:03:32 ID:XUCcTNMehw
〜〜〜渓流〜〜〜

オウガ「グルルルル」

友「いたぞ」
後輩「随分殺気立ってますね…」

ナルガ「多分腹を空かせているんだろう」

男「どうするの?不意討ち?」

友「そうだな、危険だが…俺と男でいくか」

ナルガ「友、私にやらせて貰えないか?」

友&男「!?」
男「何言ってるの!?ナルガたん!!」

友「危険過ぎる、双剣だぞ!?一歩間違えたら…」
ナルガ「確かめたい事があるんだ…頼む」

男「でも!!」
友「勝算はあるのか?」
ナルガ「確かめるだけだからな…」

友「わかった、行ってこい」

男「友!?」
友「俺達はナルガに何かあってもいいように全力で援護する、それでいいな?」

男「・・・わかった」
529: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/11(火) 22:14:37 ID:XUCcTNMehw
ナルガ「オウガ…」
オウガ「!?グルルルル」
ナルガ「久しぶりだな…覚えているか?私の事」
オウガ「ガウッガウッ」
ナルガ「あのときのお前は、私にいつも優しくしてくれたな…」

オウガ「ガウッガウッグルルルル」

ナルガ「お前が男に殴られたとき、私はお前の事を心配したんだぞ?」

オウガ「ガァァァァ!!」ブン

ナルガ「オウガ…」
男「ふん!!」ガキン!!
ヒュッパシッ

オウガ「グルルルル」
ナルガ「男…そいつは」
男「ていうか、このジンオウガ、あのオウガじゃなくね?」

ナルガ「は?いや!!確かに右目に痣が!!」

男「僕が殴ったのは、左目なんだけど…」

ナルガ「へ?」
男「左目」
ナルガ「つまり…こいつは…」

男「全くの別人」

530: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/11(火) 22:20:44 ID:weA6l9wvtU
ナルガ「っ!!ふざけるな!!」

オウガ「!?」ビク
ナルガ「紛らわしい痣をつけて、わざとらしい態度をとって、私が勇気を振り絞って…それなのに貴様ぁ!!」ジャキーン

男「わお、鬼人化」
ナルガ「うぉぉぉぉ!!返せ!!私の勇気と恥じらいを返せ!!」ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ

オウガ「ギャアアアアア!!」

男「凄い乱舞だ…」
男「ナルガたん…」

531: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/11(火) 22:32:00 ID:XUCcTNMehw
〜〜〜ギルド〜〜〜

ギルマス「つまり…今回討伐したジンオウガがひょっとしたら、知り合いかも知れんかったんだが、全くの別人で怒ったナルガが一人で、殺ってしまったと」

ナルガ「面目ない」
ギルマス「いやいや、別にお主を責めてる訳ではないのじゃよ、寧ろ怒っていたとはいえ、ジンオウガを単身で狩るとは、嬉しい予想外じゃ」

ナルガ「それじゃあ!!」
ギルマス「HR6の素質は充分じゃ、これよりナルガをHR6に認定する!!」

友「いよっし!!」
後輩「おめでとうございます♪ナルガさん!!」

男「おめでとう、ナルガたん」

ナルガ「皆!ありがとう!!」

友「また、同じ狩り場に出れるな」

後輩「一緒に頑張りましょうね!!」

ナルガ「二人とも…!!」
男「ナルガたんは僕が必ず守るから」

ナルガ「男…ああ、期待しているぞ?」


番外編
「ナルガの狩り」

fin
532: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/11(火) 22:34:45 ID:weA6l9wvtU
ヽ(*´▽)ノ♪
今日で番外編が二つも終わりましたよ!!

キリがいいので、本日の投下はここまでにします

次回予告

番外編
「男の過去」

それでは皆さん!!
乙狩れ様でした
m(__)m
533: 名無しさん@読者の声:2011/10/11(火) 22:50:18 ID:3edTLOPRRE
めっちゃ気になるww
534: 名無しさん@読者の声:2011/10/11(火) 22:50:47 ID:t6BqXZl35A
過去…かこ……カコ…過子……つまり男の過去の女ですねわかります。
535: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/11(火) 22:53:00 ID:gSshGrQQmg
>>533

プレッシャーをかけないでくだしゃあΣ(ノд<)


>>534

なん・・・だと?
536: 503:2011/10/11(火) 23:34:00 ID:sBrVYo19lY
(´・ω・`)
つC

537: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/11(火) 23:39:59 ID:7eieR24plI
>>536

そんなにがっかりしないでくだしゃあ
Σ(ノд<)
538: 名無しさん@読者の声:2011/10/11(火) 23:43:17 ID:ln.l.Bu3Ho
CCC
539: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/11(火) 23:47:25 ID:z/P1S2BebI
>>538

支援ありがとうございます!!


男「支援だって!!ナルガたん!!」

ナルガ「本当にここまできたんだな、なんだか長い道のりだったな…」

男「ナルガたん、それ死亡フラグ…」

ナルガ「作者がへし折ってくれるさ」
540: 1と結婚しました:2011/10/12(水) 00:39:06 ID:/qV1boDQ0s
過去てナルガキラーだっけか
541: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 00:46:31 ID:5V2pnSlcCU
>>540

そうです♪そうです♪

その辺の事をもうちょいシリアスとともに、噛み砕いていきます
542: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 09:37:24 ID:AOaUwiaPg6
番外編
「男の過去」

〜〜〜ギルド〜〜〜

ナルガ「・・・ふぅ」
友「お?ナルガか…一人か?珍しいな、男は?」
ナルガ「ジンオウガの狩りが終わってから、倒れるように眠った、多分疲れてたんだろう…そっとしといてやってくれ」

友「それ、疲れてるんじゃなくて、単にふてくされてるだけじゃねーの?ナルガ守るとか言っときながら、ナルガ一人で終わらしちまったしwww」

ナルガ「そうだな・・・」

友「何かあったのか?」
ナルガ「友は、男と付き合いが長いのか?」

友「まあ、それなりに長い方だな」

ナルガ「男は双剣が嫌いなんだろうか?」

友「はぁ!?」
543: 自分、ジンオウガと結婚しました:2011/10/12(水) 11:15:29 ID:QDabvY9nTk
つ『支援』×100000
つ『蜂蜜』×100000

544: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 12:34:39 ID:SRX3C5IHRs
>>543

男「支援が100000…だと?」

ナルガ「凄いのか?」
男「いや?特には」

ナルガ「・・・」
男「お願いですから哀れな下等生物を見るような目で僕を見ないでくださいΣ(ノд<)」

アシラ「ハチミツ(*´∀`)♪」

ナルガ「よかったな」

オウガ「・・・コテには誰も突っ込まないんだな」
545: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 12:42:12 ID:h6Fzqp8fVM
ナルガ「さっきの狩りもそうだったが…私が狩りにでて、双剣を振るうと男が睨んでくるんだ」

友「どんな風に?」
ナルガ「怒っている訳ではないと思うんだ…なんか、悲しいというか、そんな印象を受けた…」

友「双剣ねぇ…あ!!そういう事か…」

ナルガ「何かあったのか?」

友「男が昔にナルガキラーと呼ばれてたのは知ってるか?」

ナルガ「ああ…本人から…聞いた」

友「ナルガクルガを狩ってる時によく使ってたのが、双剣だったんだ…」
ナルガ「!!何故双剣で?」

友「それは…」
男「素早いナルガクルガに対して、こちらも素早く立ち回れるから」

友「!!」
ナルガ「!!」
546: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/12(水) 12:49:05 ID:fG9SKUvHl6
友「男!!」
男「友、ナルガたんに僕の事を話すのは勝手だけど、あまり悪い印象を与えないでよ?」スタスタ

ナルガ「待ってくれ!!男!!」

男「・・・」ピタ
ナルガ「お前がよければ…話してくれ、お前の事を」

男「・・・」クルッ

ナルガ「頼む…」
男「わかった」ガタ

男「今から、かなり前の話だ…」
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