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男「ナルガたんハアハア」ナルガ「・・・うざい」
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1: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 00:11:38 ID:nZvxm/BURM
男「ナルガたん(*´д`*)ハアハア」

ナルガ「・・・」

男「毛をもふってしていい?」

ナルガ「断る」

男「じゃあ、ギュってしていい?」

ナルガ「・・・」

男「沈黙は肯定とみなす!!」ッバ!!

ナルガ「しつこい!!」バキッ!!

男「ひでぶ!?」

ナルガ「(いつからこうなったんだろう・・・)」

話は数日前に遡る


321: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 22:25:38 ID:AOaUwiaPg6
ジャギ男「最近暇だなぁ、なあ?ジャギ子?」

ジャギ子「そうねぇ…男さん、めっきり姿を見せなくなったし…」

ジャギ男「ナルガ姐さんも…死んじゃったし…」
ジャギ子「あれから1ヶ月が経ったのね…」

ジャギ男「クヨクヨしてても、しょうがないよ…ん?」

ジャギ子「何?あのハンター?随分と動きがぎこちないけど…」

ジャギ男「いい歳して水遊びかなwww?ちょっと驚かして見ようよwww」

ジャギ子「相手はハンターよ?」

ジャギ男「いいじゃん、武器を持ってないんだし」

ジャギ子「まあ、退屈しのぎにはちょうどいいかもね」
322: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 22:32:22 ID:eCQHE8IB5A
ナルガ「とりあえずこれくらいでいいだろう…クシュン!!すっかり体が濡れてしまったな…」

ナルガ「しかしどこかで見たような…服?といったか、を着てるな」

ナルガ「だが、この色はなんとなく落ち着く」

ナルガ「どこかで同じようなのを見たような…」
ナルガ「ああ、男が前に着てたな…」

ナルガ「男とペアルック…えへへ」バシャバシャ

ナルガ「っは!?顔がにやけてしまう!!」

ジャギ男「そーい」

ナルガ「わあああああああああぁぁぁ!?」
323: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 22:37:02 ID:TgbAoE2czA
ジャギ子「ジャギ男!!成功したわね!!」

ジャギ男「鼓膜が破れるかと思った…」

ナルガ「!?・・・ジャギ男にジャギ子じゃないか、何故こんなところに?」

ジャギ男「あれ?ひょっとして、俺達の言葉分かってる?」

ナルガ「ああ」
ジャギ男「へー、珍しい人もいるもんだ、なあ?ジャギ子?」

ジャギ子「・・・」
ジャギ男「ジャギ子?」
ジャギ子「そのハンターさん…ひょっとして…ナルガ姐さんじゃないの…?」

ジャギ男「はぁ!?そんなわけないだろ!?」

ジャギ子「だって雰囲気がそっくりなんだもん!!」
324: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 22:44:14 ID:eCQHE8IB5A
ジャギ男「・・・」ジー

ナルガ「な、なんだ?」
ジャギ男「うーん、言われて見れば雰囲気が確かに…それに、匂いも懐かしい感じが…」

ジャギ子「ナルガ姐さんだったら答えられる質問よ…ズバリ!!この渓流のマスコットは!?」

ナルガ「アシラじゃないか?普通に考えて…」

ジャギ男&ジャギ子「ナルガ姐さんだ!!」

ジャギ男「姐さん!!なんで人間になってるんすか!?しかも、ハンターに!?」
ナルガ「カクカクシカジカ」
ジャギ子「そんなことがあったんですか…」

ジャギ男「てことは、一週間以内に男さんに会えばいいんすね?」

ナルガ「ああ…ただ、ギルドの場所がわからない…」

ジャギ男「あっしたちに任せてくだせぇ!!」

ナルガ「ジャギ男…ありがとう」

ジャギ子「ただその前に…本気でそれで行くつもりですか?」

ナルガ「?歩ければ充分だろ?」ヨロヨロ

ジャギ子「はい!!特訓!!」

ジャギ男「( ̄▽ ̄)ゞ」

ナルガ「!?」
325: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 22:48:30 ID:eCQHE8IB5A
〜〜〜30分後〜〜〜

ナルガ「よし、これで…椅子に座る、ドアを開ける、走る、抱き締めるをマスターしたぞ」

ジャギ男「さすがです、姐さん」

ナルガ「この四つの動作を覚えて、ギルドに入るのか」

ジャギ子「はい♪(もちろん最後のは完璧に悪ノリです)」


ナルガ「ありがとう…二人とも」

ジャギ男「いえいえ、さあ、行きましょう」
326: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 23:06:44 ID:tEnRpUWvuA
ジャギ男「後はこの道を真っ直ぐ進めばいいだけです」
ジャギ子「姐さん…健闘を祈ります」

ナルガ「ああ」

〜〜〜ギルド〜〜〜

ナルガ「これを押して開ける、と」
ギィィィィ

ナルガ「(開いたぞ!?)」ナルガ「(男は?)」キョロキョロ

友「?あの女ハンター…」

ナルガ「!!(見つけた!!)」ツカツカ
ナルガ「隣、いいですか?」

男「・・・どうぞ」
ナルガ「(随分とやつれているな…余程私の為に…)」ジー

男「・・・何ですか?」
ナルガ「いや、変わらないなと思って」
ナルガ「(男は私を好きになってくれるだろうか…こんな私を…今は言うべきだろう)」


ナルガ「(全て、伝え終わったな…)」

男「な…んで?」
ナルガ「約束」
男「・・・あ」
ナルガ「(約束、守りに来たよ…男)」

男「ナルガだーん!!」
ナルガ「(こんなに泣きじゃくって…男)」
ナルガ「男…愛してる」
男「ぼぐもだよ〜ナルガたん」

ナルガ「(もういいや、抱き締める)」ギュ

男「ナルガたん…」フキフキ
ナルガ「ん?」
男「ようこそ!!ハンターズギルドへ(`・ω・´)」

ナルガ「(これから私はどうやって生きてくのだろう…モンスターじゃなく人間になった私が…でも、大丈夫。男がいるから…男と一緒だから…)」

ナルガ「(愛してるよ…男)」

番外編
「ナルガ人間転生」

fin
327: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/8(土) 00:08:24 ID:vIGoGXjj4M
番外編…疲れた…

今日の投下はこの辺で
終わりにします

次回予告を少し

これは、男がナルガたんに出会う前のお話
番外編
「後輩、始めての狩り」
次回もお楽しみに!!

それでは皆さん!!
乙狩れ様でした
m(__)m
328: 名無しさん@読者の声:2011/10/8(土) 01:07:50 ID:y0JEGigchQ
男とナルガたんが暮らしたり狩るとこ希望w
329: 名無しさん@読者の声:2011/10/8(土) 07:29:25 ID:GPDvYh4Ljc
次は後輩か…ナルガたんが華麗に転生を遂げた今彼女の恋は…(´;ω;)
330: 名無しさん@読者の声:2011/10/8(土) 07:30:55 ID:8f6x86OXg2
番外編おもすれー


っCCCCC
331: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/8(土) 08:04:03 ID:h1FU9y4QR2
>>328
日常風景ですねわかります


>>329

っハーレムエンド

>>330

ありがとうございます!!頑張って書いていきまさす!!

男「支援だって!!ナルガたん!!」

ナルガ「ああ、そうだな」

男「今、思ったんだけど…ナルガたん、僕より背が高くない?」

ナルガ「長身は…嫌いか?」

男「全然!!ナルガたんがおっきくても、ちっちゃくても守ってあげるから!!」

ナルガ「(ホント乗せやすいな…コイツ)」

ナルガ「(まあ、そんな素直なところがいいんだが)」
男「ナルガたん?」
ナルガ「なんでもない」
332: 名無しさん@読者の声:2011/10/8(土) 08:24:07 ID:gTV8cKqX1A
ナルガたん可愛いなぁ(*´Д`*)ハァハァ
個人的にジャギ組が好きだ

支援支援!!頑張って!!!
333: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/8(土) 08:34:14 ID:RlUlJdbPmc
>>332

ありがとうございます!!
男「支援だって!!ナルガたん!!」

ジャギ男「ようやくおいらたちにもライトが当たったぜ!」

ジャギ子「指名くださった方ありがとうございます」

男「ところでさ…疑問があるんだけど…いい?」
ジャギ男「いいですよ、男さん」

男「二人って付き合ってんの?」

ジャギ男「ブーーーー!!」

ジャギ子「ちょっ!?男さん!?何を言い出すんですか!?」

男「違うの?仲良しだから、てっきり付き合ってるのかと…」

ジャギ男「こ、こいつは小さいときから一緒にいる、幼なじみみたいなもんですから!!」

ジャギ子「そうですよ!!」

男「ふーん」ニヤニヤ
ジャギ男「男さん…変わりましたね」
334: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/8(土) 09:11:10 ID:kNeMNKxflg
番外編
「後輩、始めての狩り」
後輩「ふえ〜ここが今日から私がお世話になるギルドか〜」

後輩「・・・古くさ…趣がある建物だなぁ…」

ギィィィィ

後輩「こんにちわ〜」
ギルマス「おお!よくきたの!こっちじゃ」

後輩「あ、はい(あのおじいさん、子供っぽいな)」クスクス

ギルマス「遠路はるばるよう来たの、えーと、○○村から派遣された…後輩…じゃな?」

後輩「あ、はい!よろしくお願いします!!」ペコリ
ギルマス「うむうむ、礼儀正しいのぅ、そしたらこの書類に、ハンター歴、使う武器、今までに狩ったモンスターを記入してくれ」

後輩「はい、えっと…ハンター歴一年、武器はライトボウガンで、狩ったモンスターは…ヒプノックかな?」

ギルマス「書き終わったかの?」

後輩「あ、はい、どうぞ」

ギルマス「どれどれ…ほお!?ヒプノックをライトボウガンで一人でか?」
後輩「はい」
ギルマス「おおーこれは、期待の新人じゃのう…このギルドのエースになれるかもしれんな」

後輩「そんなことないですよwww」

後輩「(ここのギルド、どんだけ認知度低いんだろう…)」
335: 名無しさん@読者の声:2011/10/8(土) 09:17:29 ID:S6BEHeF2Xw
アシラ君は俺の嫁

支援支援
336: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/8(土) 09:20:11 ID:OWEszdaDTk
ギルマス「うむ、では多少真剣な話をするぞ」

後輩「はい(雰囲気が変わった?)」

ギルマス「もう、知ってるとは思うがモンスター達は住んでいる場所、環境によって幾千にも、変化する」

ギルマス「この近辺のモンスターは恐らくお主は初めて出会う個体が多いだろう」

後輩「はい」

ギルマス「そこで、しばらくは研修という形であるハンターの狩りを手伝ってもらうんじゃが、どうかの?」

後輩「いいと思います(無茶したら死んじゃうし…)どんなハンターですか?」
ギルマス「ここのギルドのエースじゃな」

後輩「!!そんな人と!?」
ギルマス「あー、エースといっても本人無自覚だから気兼ねなく接してやってくれ…もうそろそろ来る頃なんじゃが…」


337: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/8(土) 09:22:55 ID:OWEszdaDTk
>>335

アシラ「ハチミツくれる(´・ω・`)?」

アシラ「後、僕男の子だよ(´・ω・`)?」

アシラ「ハチミツちょうだい(´・ω・`)?」

アシラ「お嫁さんってどういうの(´・ω・`)?」
アシラ「ハチミツかもん(´・ω・`)?」

男「なんで、二言目にはハチミツなんだよ…」
338: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/8(土) 09:29:44 ID:kNeMNKxflg
男「お待たせしました」
ギルマス「おお、グッドタイミングじゃ!!」

ギルマス「こちらは男、まあ、研修先の先輩じゃな」

後輩「よろしくお願いします…男さん」

男「後輩さんだね?これからよろしく」

ギルマス「ところで男、依頼がきてるんじゃが、早速後輩と一緒に行ってくれんか?」

男「確か、ギギネブラですよね?心配だな…」

ギルマス「まあ、始めてのモンスターだからの、しっかり導いてやってくれ」

男「わかりました」

男「じゃあ、後輩さん、これから準備するけど…アイテムとかを揃えるから僕の家に行こうか」

後輩「はい、それと、さんをつけなくてもいいですよ男さん」

男「了解」
339: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/8(土) 09:40:00 ID:kNeMNKxflg
〜〜〜男の家〜〜〜

男「後輩はライトボウガンだね?アイテムは何を持ってる?」

後輩「一応、必要最低限の物だけです」スッ

男「うーんと、調合書にカラの実、通常弾Lv1に回復薬×10回復薬グレート×10こんがり肉×10それから各種の弾の素材か」

男「とりあえず、これが必要かな」ゴソゴソ

後輩「解毒薬に秘薬、いにしえの秘薬に生命の粉塵…これから戦うモンスターはそれほど、強いんですか?」

男「あんまり、強くないかな、苦戦しないし」

後輩「じゃあ、何故こんな慎重に?」

男「昔から言うだろ?備えあれば嬉しいなって」
後輩「・・・」
後輩「(大丈夫かな?この人?)」

男「ああ!!危ない、これを忘れてた!!」

後輩「ホットドリンク…狩猟場は寒い所なんですか?」

男「うん、風邪引かないように気を付けてね〜」
後輩「(頼りないなぁ)」
340: さぎし
◆CmqzxPj4w6:2011/10/8(土) 09:44:39 ID:kNeMNKxflg
後輩「ところで、先程心配だと言ってましたが、ギギネブラというモンスターはどんなモンスターなんですか?」

男「うーん、言葉で表すのが難しいな…」

後輩「解毒薬が必要ということは、毒を持ってるんですか?」

男「うん、個体の中には猛毒を持ってるのもいるんだけど、今回のは普通かな」

男「毒に当たらないように、上手く立ち回ってね」

後輩「わかりました」

後輩「(よくわかんないな、頼りなかったり、頼もしそうだったり)」
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