男「ナルガたん(*´д`*)ハアハア」
ナルガ「・・・」
男「毛をもふってしていい?」
ナルガ「断る」
男「じゃあ、ギュってしていい?」
ナルガ「・・・」
男「沈黙は肯定とみなす!!」ッバ!!
ナルガ「しつこい!!」バキッ!!
男「ひでぶ!?」
ナルガ「(いつからこうなったんだろう・・・)」
話は数日前に遡る
308: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 20:05:28 ID:fXuzWbCQg6
ナルガ「でも、いくら強力とはいえ…たかが一人だ、そんなので覆るとは思わない…」
死神「おお!?頭の回転が早くて助かる!!」
ナルガ「微妙に小馬鹿にされたような…」
死神「それはさておき、確かに…コイツ一人の力じゃとてもお前を生き返らせるなんて到底無理だ」
ナルガ「覚悟は出来てるさ…」
死神「だから話を聞けっての、厄介なのはコイツが送った念を通して、お前とコイツの思い出が流れ込んできてるんだよ」
ナルガ「なんだと?」
死神「しかも、うちの部署は人情派が多い…口々にナルガクルガを生き返らせろとうるさくてかなわん」
ナルガ「確か、地獄には閻魔大王なる存在があると聞く、そいつが決定したことは覆らないだろ?」
死神「あー、それそれ、それが最大の問題」
ナルガ「?」
309: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 20:07:43 ID:fXuzWbCQg6
>>305
ありがとうございます!!番外編も頑張ります
(`・ω・´)
>>307
もちろん♪番外編に
収録予定です
(≧ω≦)b
310: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 20:14:18 ID:fXuzWbCQg6
死神「大王がさ…」
大王「ナルガたん?かあええよう(*´д`*)え?生き返らせようよ(´・ω・`)?」
死神「ってな感じで軽くOK出しちゃったんだよorz」
ナルガ「随分…思い切りがいあ…大王だな」
死神「そこ、オブラートに包まなくていいぞ、アホって言え」
死神「てなわけで、お前は生き返れるんだが、ただで生き返る訳にはいかないんですよ」
ナルガ「何故に丁寧口調?」
311: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 20:27:48 ID:oAdVYPzaZE
死神「要するに、生き返る時に、なんかしらの枷を負ってもらう」
ナルガ「どんなだ?」
死神「それを今、転生委員会に相談中なんだが…」
ドクロ「転生委員会よりお知らせーナルガクルガの転生が決まりましたーこれがその書類ですー」 カタカタカタカタカタ ジー
死神「どれどれ・・・・・・甘すぎだろ」
ナルガ「どんな内容なんだ?」
死神「あー?まあ、簡単に言うと…」
・転生後人間に転生
・記憶は失われない
・転生後一週間以内に男に会う
死神「こんな感じだ」
ナルガ「随分と簡単だな…っ!?人間に!?」
死神「どうした?」
ナルガ「いや…男は今の姿が好きなんじゃないかって…人間になったら…嫌われるんじゃないかって…」
死神「まあ、よくわからんが、多分それはないだろ」
ナルガ「何故そんなことが言える?」
312: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 20:32:04 ID:Nr3eU51cGc
死神「その男ってやつがどんな人間かは知らんが、お前のために自分の命を顧みずにこんな強力な念を送ってるんだぜ?」
死神「それはお前が好きだからなんだよ、ナルガクルガというモンスターじゃなく、お前が」
ナルガ「そう…なのか?」
死神「あくまでこれは仮説だからな、真実はお前の目で見てこい」
ナルガ「ありがとう」
死神「礼はいい、それより、始めるぞ」
ナルガ「ああ」
313: 名無しさん@読者の声:2011/10/7(金) 20:36:02 ID:fxHS/o2xrU
C
314: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 20:50:24 ID:55nOZpGR0o
>>313
男「支援だってナルガたん!?」
ナルガ「・・・」サワサワキョロキョロ
男「ナルガたん?」
ナルガ「あ!いや!決して別にこの体が珍しい訳じゃなく!!」
男「珍しいんだね(*´д`*)しかし…」
男「・・・」ジー
ナルガ「な、なんだ?そんなに見つめて…」
男「お顔は可愛いし(*´д`*)・・・ええ体しとるのぅ…ハアハア」
ナルガ「お前はそんな目で私を見てるのか!?」ッサ
男「まさか?そんなことしないよ〜」
ナルガ「・・・」ブン
男「ひでぶ!!」バキッ
ドサッ!!
ナルガ「大丈夫そうだな…」
315: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 20:58:57 ID:55nOZpGR0o
死神「暗黒道に染まる者、切って、切って、切って・・・面倒い、省略!!」
ナルガ「アバウトだ!?」
パァァァァァァァァァ
ナルガ「うっ!!」
死神「じゃあな〜そっち行っても頑張れよ〜」
ナルガ「すまん!!色々ありがとう!!」
死神「気にすんな〜」
316: 名無しさん@読者の声:2011/10/7(金) 20:59:59 ID:YH5shCkDhc
いいかんじや〜
C
317: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 21:01:54 ID:55nOZpGR0o
>>316
この調子で進めたいと
思います!!
(*´∀`)♪
318: 名無しさん@読者の声:2011/10/7(金) 21:17:50 ID:lqbIFHxXYg
支援
さて、どんな会話するのかな?
319: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 21:25:39 ID:dLCU9OGsOM
サラサラサラサラサラサラサラ
ナルガ「う…ここは…」
ナルガ「渓流?・・・っ!?人間になってる!?」
ナルガ「こ、これは…動かして良いのか…」ソロー チョン
ナルガ「ひぁっ!?」
ナルガ「あう…まずは…慣れよう…」
〜〜〜一時間後〜〜〜
ナルガ「大分…歩けるようになったな…」
ナルガ「しかし…男は凄いな…こんな作業をしながら…しかも走って…狩りまで…」
320: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 21:30:36 ID:dLCU9OGsOM
>>318
ありがとうございます!!
色々…ですよ(・∀・)
男「支援だって!!ナルガたん!」
友「その前にいいか?」
男「む(´・ω・`)?今回は友か…」
友「友か…じゃねーよ!!なんで俺だけ本編の支援レス返しに参加させてくんないんだよ!?」
男「作者の都合でしょ?後、人気度」
友「納得いかねぇぇぇぇ!!!!」
321: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 22:25:38 ID:AOaUwiaPg6
ジャギ男「最近暇だなぁ、なあ?ジャギ子?」
ジャギ子「そうねぇ…男さん、めっきり姿を見せなくなったし…」
ジャギ男「ナルガ姐さんも…死んじゃったし…」
ジャギ子「あれから1ヶ月が経ったのね…」
ジャギ男「クヨクヨしてても、しょうがないよ…ん?」
ジャギ子「何?あのハンター?随分と動きがぎこちないけど…」
ジャギ男「いい歳して水遊びかなwww?ちょっと驚かして見ようよwww」
ジャギ子「相手はハンターよ?」
ジャギ男「いいじゃん、武器を持ってないんだし」
ジャギ子「まあ、退屈しのぎにはちょうどいいかもね」
322: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 22:32:22 ID:eCQHE8IB5A
ナルガ「とりあえずこれくらいでいいだろう…クシュン!!すっかり体が濡れてしまったな…」
ナルガ「しかしどこかで見たような…服?といったか、を着てるな」
ナルガ「だが、この色はなんとなく落ち着く」
ナルガ「どこかで同じようなのを見たような…」
ナルガ「ああ、男が前に着てたな…」
ナルガ「男とペアルック…えへへ」バシャバシャ
ナルガ「っは!?顔がにやけてしまう!!」
ジャギ男「そーい」
ナルガ「わあああああああああぁぁぁ!?」
323: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 22:37:02 ID:TgbAoE2czA
ジャギ子「ジャギ男!!成功したわね!!」
ジャギ男「鼓膜が破れるかと思った…」
ナルガ「!?・・・ジャギ男にジャギ子じゃないか、何故こんなところに?」
ジャギ男「あれ?ひょっとして、俺達の言葉分かってる?」
ナルガ「ああ」
ジャギ男「へー、珍しい人もいるもんだ、なあ?ジャギ子?」
ジャギ子「・・・」
ジャギ男「ジャギ子?」
ジャギ子「そのハンターさん…ひょっとして…ナルガ姐さんじゃないの…?」
ジャギ男「はぁ!?そんなわけないだろ!?」
ジャギ子「だって雰囲気がそっくりなんだもん!!」
324: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 22:44:14 ID:eCQHE8IB5A
ジャギ男「・・・」ジー
ナルガ「な、なんだ?」
ジャギ男「うーん、言われて見れば雰囲気が確かに…それに、匂いも懐かしい感じが…」
ジャギ子「ナルガ姐さんだったら答えられる質問よ…ズバリ!!この渓流のマスコットは!?」
ナルガ「アシラじゃないか?普通に考えて…」
ジャギ男&ジャギ子「ナルガ姐さんだ!!」
ジャギ男「姐さん!!なんで人間になってるんすか!?しかも、ハンターに!?」
ナルガ「カクカクシカジカ」
ジャギ子「そんなことがあったんですか…」
ジャギ男「てことは、一週間以内に男さんに会えばいいんすね?」
ナルガ「ああ…ただ、ギルドの場所がわからない…」
ジャギ男「あっしたちに任せてくだせぇ!!」
ナルガ「ジャギ男…ありがとう」
ジャギ子「ただその前に…本気でそれで行くつもりですか?」
ナルガ「?歩ければ充分だろ?」ヨロヨロ
ジャギ子「はい!!特訓!!」
ジャギ男「( ̄▽ ̄)ゞ」
ナルガ「!?」
325: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 22:48:30 ID:eCQHE8IB5A
〜〜〜30分後〜〜〜
ナルガ「よし、これで…椅子に座る、ドアを開ける、走る、抱き締めるをマスターしたぞ」
ジャギ男「さすがです、姐さん」
ナルガ「この四つの動作を覚えて、ギルドに入るのか」
ジャギ子「はい♪(もちろん最後のは完璧に悪ノリです)」
ナルガ「ありがとう…二人とも」
ジャギ男「いえいえ、さあ、行きましょう」
326: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/7(金) 23:06:44 ID:tEnRpUWvuA
ジャギ男「後はこの道を真っ直ぐ進めばいいだけです」
ジャギ子「姐さん…健闘を祈ります」
ナルガ「ああ」
〜〜〜ギルド〜〜〜
ナルガ「これを押して開ける、と」
ギィィィィ
ナルガ「(開いたぞ!?)」ナルガ「(男は?)」キョロキョロ
友「?あの女ハンター…」
ナルガ「!!(見つけた!!)」ツカツカ
ナルガ「隣、いいですか?」
男「・・・どうぞ」
ナルガ「(随分とやつれているな…余程私の為に…)」ジー
男「・・・何ですか?」
ナルガ「いや、変わらないなと思って」
ナルガ「(男は私を好きになってくれるだろうか…こんな私を…今は言うべきだろう)」
ナルガ「(全て、伝え終わったな…)」
男「な…んで?」
ナルガ「約束」
男「・・・あ」
ナルガ「(約束、守りに来たよ…男)」
男「ナルガだーん!!」
ナルガ「(こんなに泣きじゃくって…男)」
ナルガ「男…愛してる」
男「ぼぐもだよ〜ナルガたん」
ナルガ「(もういいや、抱き締める)」ギュ
男「ナルガたん…」フキフキ
ナルガ「ん?」
男「ようこそ!!ハンターズギルドへ(`・ω・´)」
ナルガ「(これから私はどうやって生きてくのだろう…モンスターじゃなく人間になった私が…でも、大丈夫。男がいるから…男と一緒だから…)」
ナルガ「(愛してるよ…男)」
番外編
「ナルガ人間転生」
fin
327: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/8(土) 00:08:24 ID:vIGoGXjj4M
番外編…疲れた…
今日の投下はこの辺で
終わりにします
次回予告を少し
これは、男がナルガたんに出会う前のお話
番外編
「後輩、始めての狩り」
次回もお楽しみに!!
それでは皆さん!!
乙狩れ様でした
m(__)m
362.49 KBytes
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