男「ナルガたん(*´д`*)ハアハア」
ナルガ「・・・」
男「毛をもふってしていい?」
ナルガ「断る」
男「じゃあ、ギュってしていい?」
ナルガ「・・・」
男「沈黙は肯定とみなす!!」ッバ!!
ナルガ「しつこい!!」バキッ!!
男「ひでぶ!?」
ナルガ「(いつからこうなったんだろう・・・)」
話は数日前に遡る
11: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 12:39:25 ID:DK79KcUzXA
男「ジャーン!!」
ナルガ「これは…ケルビ肉か?なんとも食欲をそそる」
男「ケルビ肉をあぶり焼きにしてみたんだ、食べてよ、ナルガたん」
ナルガ「そこまで、言うなら食べてやろう、勘違いするなよ、別に食い意地が張ってる訳じゃないからな!!」
男「ナルガたんツンデレwwwちょっと待ってて」ゴソゴソ
ナルガ「?なんで、皿に乗せてるんだ?」
男「一緒に食べようと思って」
ナルガ「見たところ、私一人分しかないぞ?」
男「僕はこれがあるから、」つこんがり肉
ナルガ「・・・皿に乗せてる肉を食べるのは不思議な気分だな」
男「いただきます」
ナルガ「なんだそれは」
男「生に感謝して食べるときにいうんだ」
ナルガ「そうか、・・・いただきます」
男「(ナルガたんカワユス(*´д`*))」
12: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 12:48:16 ID:9S3FXLrCz.
ナルガ「・・・美味しい」ハムハム
男「うん」ガツガツムシャムシャモリモリ
ナルガ「随分、豪快だな…」
男「こんがり肉はかぶりつくのが礼儀!」
ナルガ「そうか」
男「ごちそうさま」
ナルガ「・・・ごちそうさま」
ナルガ「ずっと気になってたんだが、なんで手を合わせるんだ?」
男「これが感謝の印なんだよ」
ナルガ「・・・そうか」
スカッスカッ
ナルガ「上手く出来ないな…」
男「(ナルガたんが必死に手を合わせようとしてる!!凄く可愛い!!抱きつきたい!!)」
ナルガ「まあ、あれだ」 男「?」
ナルガ「さっきの肉は美味しかった…だから、もしよかったら、また持ってきてくれないか?」
男「・・・」
ナルガ「駄目か?」
男「全然!!ナルガたんの為ならいつでも持ってくるよ!!」
13: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 12:52:08 ID:wQ08J0KhCs
ナルガ「ところで、お前はハンターなんだよな?」
男「うん、そうだよ?」 ナルガ「ハンターは金を払って、クエスト?を受注して、モンスターを狩って金を稼いでると聞いたことがある、だがお前は私に会いに来るばっかりでそのクエストを達成してないんじゃないか?大丈夫なのか?」
男「問題ないよ、ナルガたんに会うだけなら、金なんて掃いて捨てる程ある(`・ω・´)」
ナルガ「そうか」
ナルガ「(!?今、一瞬嬉しいとか感じてなかったか!?)」
14: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 12:53:47 ID:9S3FXLrCz.
男「ナルガたん」
ナルガ「?」
男「結婚しよう」
ナルガ「・・・雄だけどいいか?」
男「なん・・・だと?」 ナルガ「嘘だ、断る」
ナルガ「(なんで、ドキドキしてるんだ!?私!!)」
15: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 16:33:05 ID:1Fs5h2eCBU
男「ナルガたんの毛はモフモフだねぇ」
ナルガ「・・・」
男「とっても毛ざわりがいいよ(*´д`*)」
ナルガ「わかったから、息を荒くするな、かかってくすぐったい」
男「刃翼も触ったら斬れそうだけど、」
ナルガ「ちょ!おい!!」男「表面はスベスベしてるね」
ナルガ「やめっ・・・ん!」
ナルガ「おい、何した?」
男「え?頭を撫でてるんだけど…」ナデナデ
ナルガ「違う、その2秒前にしたことだ」
男「ああ、キs」
ナルガ「貴様!!」バキッ
男「グハ!!」
16: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 16:38:05 ID:1Fs5h2eCBU
男「ナルガたーん」
ナルガ「お前も懲りない奴だな」
男「ナルガたんってどの辺が感じるの?」
ナルガ「お前の頭の中はひょっとしなくても常時お花畑なのか?」
男「まあまあ」ナデナデ
ナルガ「む、この頭を撫でるというのは落ち着くな…」
男「もし、僕以外が触ったらどうなる?」
ナルガ「触らせる気は無いな」
男「えへへ〜ギューってしていい?」
ナルガ「好きにしろ」
17: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 16:42:33 ID:RhZtreRMKk
ナルガ「なあ、男」
男「!?ナルガたんが僕の名前を覚えてくれた!!」 ナルガ「あ、いや、まあ、お前の名前はともかくとして、ハンターは私達モンスターを狩って名声を得るて聞く、だがお前はいつまで経っても私を狩る気配がない」
ナルガ「だから、大丈夫なのか?」
男「・・・ヒグッグスッ」
ナルガ「!?泣いているのか?すまん、悪気は無かったんだ」
男「僕は絶対にナルガたんだけは狩らないよ、絶対に」
ナルガ「男・・・」
18: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 16:46:57 ID:RhZtreRMKk
男「ところでさっきの続きだけど」
ナルガ「ん?ああ、」
男「僕はナルガたんに会うために色々と狩ってきたんだwww」
ナルガ「例えばどんな?」
男「んー?最近ならリオレイアかなー」
ナルガ「(リオレイア、決して弱くはない飛竜だ、まさかこの装備で倒したのか?だとしたらこいつはかなり凄腕の…)」
ナルガ「その装備で行ったのか?」
男「いや?これは露出面積が多くてナルガたんと接触出来るから装備してるだけでメイン装備はちゃんとあるよ」
ナルガ「まて、変態」
19: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 16:49:06 ID:RhZtreRMKk
ナルガ「今日は男の奴、遅いな、」
ナルガ「いつもならこの時間にナルガたん!!とかいいながら、登場するのに、」
ナルガ「ケルビでも狩るか」
ナルガ「・・・不味いな」ハムハム
ナルガ「また、あの肉を持ってきて貰うか」
ナルガ「男・・・来ないな」
ナルガ「・・・寂しい」
20: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 16:55:37 ID:HCcBG4yiJI
〜〜〜ギルド〜〜〜
男「どういう事だよ!!ちゃんとHRは到達してるのにクエスト受注出来ないって!!」
受付「ですから、ハンター様はクエスト失敗を繰り返しておりその挽回が追い付いていないのです」
男「そのぶん、他のモンスターを狩ってるだろ!?リオレイアとかベリオロスとか!!」
受付「じゃあ、何故、ナルガクルガだけ失敗するんですか!?」
男「そ、それは・・・」 受付「とにかく!ナルガクルガはハンター様がHRをあげるためのターゲットモンスターです!!これ以上失敗は許されません!」
男「くっ!!」
21: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 20:29:59 ID:t6uracRKfM
ギルマス「ほっほっほ、なにやら騒がしいのぅ」
受付&男「ギルドマスター!!」
ギルマス「男よ、お前さんが何故ナルガクルガを狩らないかは聞かん」
男「・・・」
ギルマス「だが、ハンターを名乗る以上、ギルドのルールにはしたがってもらう」
ギルマス「受付ちゃん」 受付「はい」
ギルマス「何か緊急のクエストはあったかのう?」チラリ
受付「え?・・・あ!はい、一つだけ」
男「?」ガタッ
受付「ターゲットは・・・リオレウスですね」
ギルマス「そうかそうか、あー、リオレウスが暴れまわって困るのう、誰かリオレウスを討伐する勇気あるハンターはいないかのう」チラリ
男「ギルドマスター・・・ありがとう・・・」
男「そのクエスト、僕が引き受けた!!」
22: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 20:46:36 ID:t6uracRKfM
〜〜〜渓流〜〜〜
オウガ「よう、ナルガクルガ」
ナルガ「ジンオウガか、何の用だ?」
オウガ「おいおい、そりゃないぜ、そういやお前、最近ハンターに引っ付かれてるらしいなwww」
ナルガ「誰から聞いた?」
オウガ「なーに風の噂さ、それより殺んないのか?」
ナルガ「殺る気が起きないだけだ、それに・・・男は殺したくない」
オウガ「男?ああ、アイツの名前か、おかしな奴だな、俺たちの言葉がわかるんだろ?」
ナルガ「最初は鬱陶しいと思ったが、今は少し寂しい・・・」
オウガ「ふーん」
ナルガ「こんな私をモンスターらしくないと笑うか?」
オウガ「いんや、ここ数日のお前はなんか楽しそうだったしな、それに相手が襲う気ないならいいんじゃないのか」
ナルガ「ジンオウガ…」 オウガ「あ、そうそう、リオレウスの奴がこっちに戻ってくるらしいぜ、 ハンターズギルドがハンター派遣するらしいぜ」 ナルガ「だったらこの地を離れなくてはな」
オウガ「そうか?俺は残るぜ?」
ナルガ「何故?」
オウガ「派遣されたハンターに興味があってな、単身リオレウスに挑む奴を見てみたい」
23: 名無しさん@読者の声:2011/9/28(水) 21:06:52 ID:IPrQpOre2I
続きwktk
っCCC
24: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 21:15:15 ID:t6uracRKfM
男「ナルガたんの前では多分嫌われるだろうから着たくなかったんだけど…」
男「リオレウスが相手なら本気で行かないと…」
男「ナルガたん…」
男「・・・行くか」
受付「あれ、本当に男さんですよね?ナルガSシリーズに夜刀【月影】」
ギルマス「そのとおり、あれが男の本当の姿じゃよ」
25: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 21:17:44 ID:t6uracRKfM
支援ありがとうございます!!
男「支援だってナルガたん!!」
ナルガ「前も聞いた、こんなのを支援してくださるとは感謝です」
男「早速支援記念のギュッっ!」バキッ
ナルガ「そうはいくか」
26: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 21:20:21 ID:t6uracRKfM
〜〜〜渓流〜〜〜
男「ここか・・・リオレウスは何処だ?千里眼の薬でも飲むか」
ゴクッ
男「不味い…よし、ここか、手早く終わらせる」
男「視線?」キョロキョロ
男「気のせいか…待っててナルガたん」
27: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 21:26:42 ID:t6uracRKfM
時同じく渓流
オウガ「お、来たぜ、ハンターだ」
ナルガ「ジンオウガ、あまり慌てるな、気配がばれる」
オウガ「わかってるってウホッ見ろよ、ナルガ装備だ、ありゃお前の天敵だなwww」
ナルガ「冗談言ってる場合か!ったく・・・ん?」
ナルガ「・・・あ?なん、で?」
ナルガ「男・・・なんで?」
オウガ「お前の連れ、お前の仲間狩りまくってるな…!伏せろ!!」
男キョロキョロ
オウガ「なんて奴だ、俺達の視線に気づいたのか?場所を移そう、ナルガ?」
ナルガ「嘘だ…男が…違う…なんで…私の…仲間を…」
オウガ「・・・」
28: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 21:32:51 ID:3FWChgmK2I
レウス「ふん、人間風情が俺様に勝てると思ってるのか!?」
男「黙れヘタレ、一生奥さんの尻に敷かれてろ」
レウス「( ^∀^。)」
男「やーい、空の王者(笑)」
レウス「ぶっ殺す!!」
29: さぎし ◆kvG4ejFyq2:2011/9/28(水) 21:39:19 ID:td4.IL5LGA
レウス「おらぁ!!」
ボッ!ドン!バッ!!
男「・・・」
ヒョイヒョイヒョイ
男「・・・プ」
レウス「笑うな!!ちょこまか逃げやがって!」
男「じゃあ、お望み通りに!」
ザシュ、ズバッ、ザン!!
レウス「くそっ!一旦逃げるか」
男「そーい!!」
鬼人大回転切り!!
レウス「だー!!尻尾がー!!」
男「っふ!」
レウス「笑うんじゃねーよ!!」バサッバサッ
男「逃げられたか…ペイント付けたし、ゆっくり追おう」
30: 名無しさん@読者の声:2011/9/28(水) 21:41:14 ID:EXtZ5v8wjc
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