***
壱国城、謁見の間
***
壱王「よくぞ参った……魔力を持つ者、勇者よ」
魔者「……お呼びくださったこと光栄に思います、陛下」
壱王「そう畏まらずともよい、楽にせよ」
魔者「……おそれいります」
204: 少女:2011/10/9(日) 21:13:36 ID:1ftXwa1NiA
少し遅れましたすみません
今から投下します!
>>202
嬉しいですよ(´`*)!
そうですよー!
知っている人がいるとは……!←
ありがとうございます
頑張ります(^ω^)!
>>203
いえいえーw
やっぱり決めつけてた通りだったと思われなくて一安心です(`・ω・´;)
ありがとうございます!
205: 少女:2011/10/9(日) 21:14:25 ID:1ftXwa1NiA
壱姫「さっきも言ったけど、彼はボクとけして結婚しないだろう」
壱姫「他の婚約者候補は隣国の王子だとかそんなやつらばっかりだ」
壱姫「彼らにはボクと結婚するメリットがある」
壱姫「ひきかえ彼にそんなものは存在しない」
村娘「……そうか……?」
壱姫「え?」
206: 少女:2011/10/9(日) 21:15:33 ID:urZP35D5Xo
村娘「……メリットならあるだろ……」
壱姫「彼に?」
村娘「……ああ……」
壱姫「お金とか名誉とか?」
村娘「……そうじゃないけど……」
壱姫「そうだね、彼はあんまりそういうものには興味がなさそうだ」クス
壱姫(だから話を持ちかけたってのもあるしね?)
207: 少女:2011/10/9(日) 21:18:12 ID:1ftXwa1NiA
壱姫「でも他にメリットがあるにしたって、彼にはデメリットの方がはるかに大きいでしょ」
村娘「…………?」
壱姫「だって君と結婚できなくなるじゃない」キッパリ
村娘「……それ以外は……?」
壱姫「はあ?」
村娘(……あれは偽求婚だからな……)
壱姫(以外も何もそれが唯一最大のデメリットじゃないか)???
208: 少女:2011/10/9(日) 21:19:55 ID:1ftXwa1NiA
×唯一最大の〜
○唯一で最大の〜
脳内補完よろしくお願いしますm(__)m
209: 少女:2011/10/9(日) 21:21:49 ID:1ftXwa1NiA
壱姫「それに、どちらにしろ話を聞いてくれそうな婚約者は彼しかいなかったんだよ」
壱姫「他の婚約者候補には多大なメリットがあるし、結婚しなければ国家間のトラブルを生むしね」
壱姫「そういうしがらみがないってとこでも彼は最適だったからね」
村娘「……ふむ……」
壱姫「まあ本当に、ボクのワガママに過ぎない話さ」
210: 少女:2011/10/9(日) 21:23:52 ID:urZP35D5Xo
村娘「……理解はした……」
壱姫「まあ無理だよね、ああ気にしないでいいからね、君が彼に返事をしたって聞いた時点でもう諦めてたし大体新婚夫婦に」
村娘「……いーよ……」
壱姫「イチャつくなとか鬼畜過ぎるしそれに勇者はあんまり………………えっ」
村娘「……イチャつかなきゃいいんだな……?」
211: 少女:2011/10/9(日) 21:24:45 ID:urZP35D5Xo
壱姫「き、君はそれでいいの?」
村娘「……ん……」コクコク
村娘(……元々偽婚約者だしな……)
村娘(……イチャつくなんてあり得ないだろうしな……)
村娘(……勇者も異論ないだろうな……)
***
魔者「なんかものすごく勘違いされてる気がする」
212: 少女:2011/10/9(日) 21:25:45 ID:1ftXwa1NiA
側近「勇者様そろそろ……」
魔者「いや別にイチャイチャしたいわけじゃないけどさ」ブツブツ
側近「勇者様……」
魔者「するつもりもないけどさ」ブツブツ
側近「ゆう……」
魔者「したくないわけじゃないっていうかね」ブツブツ
側近「……」
魔者「なんかそんな気が……えっ」
側近「もうよろしいですか?」ニコ
魔者「えっ」
213: 少女:2011/10/9(日) 21:32:31 ID:1ftXwa1NiA
今日はここまでにします!(・∀・)
魔者がいつにも増して可哀想な感じに終わりました
魔者かわいいよ魔者
明日はちょっと来れるかどうかわかりません……(´・ω・`)すみません
出来る限り来れるように!頑張りますが、万一の時のために先に謝罪しておきます
それではお休みなさい!
よい夢を!ノシノシ
214: 少女:2011/10/9(日) 21:34:15 ID:1ftXwa1NiA
なんだか日本語おかしいな
×謝罪しておきます
○お詫びしておきます
の方がいいかしら?
駄目だ眠い寝よう
改めましてお休みなさいノシノシ
215: 名無しさん@読者の声:2011/10/9(日) 21:42:29 ID:3jXct7SwVY
>>204
そそそんな事言われたら毎日レスしたくなr..
リアルタイムで見れなかった事を残念に思います。
今ここでこの作品見れてるからいいんですけど(´`*)
>>213把握です!
側近もなかなか…
キャラ全員好きですww
っと、長くてごめんなさい!!
おやすみなさいですノシ
216: 少女:2011/10/11(火) 21:03:55 ID:WceLfe4OIg
九時ですよー!
やっぱり1日開いちゃいました申し訳ないです…
本当は昨日顔だすだけでもしたかったんですけどね…爆眠女王はダテじゃありませんですた
>>215
毎日支援とか嬉しすぎる\(^o^)/
応援ありがとうございます!
今から投下しますね!
217: 少女:2011/10/11(火) 21:04:44 ID:CxrgMNh062
***
壱国城、廊下
***
コツコツコツ…
魔者「で、なんだ? 採寸は終わっただろ、もう王様に会いに行くのか」
側近「いえ、陛下にお会いになる前に、壱姫様が勇者様とお会いしたいと仰ったので」
魔者「ああ……」ハア
218: 少女:2011/10/11(火) 21:05:46 ID:WceLfe4OIg
側近「どうかなさいましたか?」
魔者「そりゃ……いや、やっぱなんでもない」
魔者(あの女と話すとなんか気疲れするんだよな……)
魔者(まあアイツには話したいこともあるしちょうどいいか……)
魔者「……なあところでよ」
側近「はい」
魔者「こんな服に着替える必要あったのか?」キラビヤカー
側近「姫様の御前ですからね」ニコ
219: 少女:2011/10/11(火) 21:06:24 ID:WceLfe4OIg
魔者(……そういえば、コイツはあの女の本性、知ってんのかな)
側近「?」
魔者(あと他のメイドとか……)
側近「なにか?」
魔者「あ、いや、……考え事だ」
魔者(……どっちにしたって余計なこと話すのはやめといた方がいいか)
220: 少女:2011/10/11(火) 21:07:05 ID:CxrgMNh062
***
壱国城、謁見室A
***
側近「ここで姫様をしばらくお待ちくださいませ」
魔者「こないだ王様と会った部屋とは違うんだな」
側近「謁見の間にございますか、あちらは陛下との謁見にのみ使われます」
魔者「なるほどなー」
221: 少女:2011/10/11(火) 21:11:13 ID:CxrgMNh062
今日はここでおしまいですー
ちょこっとで申し訳ない(;´д`)
男二人の絡みは面白くないですねー
まだ本音で話せてないからかなー(主に側近が)
それではおやすみなさいノシ
明日はもう少し投下できるといいなあ…
222: 名無しさん@読者の声:2011/10/11(火) 22:47:21 ID:cPmNuQJNtE
寝ちゃったorz
側近の本音が気になるww
そして明日が楽しみです。
壱姫と魔者の絡みッ……!
楽しみに待ってます(´`*)
おやすみなさい!!
223: 少女:2011/10/12(水) 21:04:51 ID:yKtndiNjVY
>>222
側近が地で話すのはまだまだ先ですねー
ほんとまだまだ……いつまで続ける気なんだろう私ってくらい……orz
壱姫出てきますよっお楽しみに!
それでは今から投下します!
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