***
壱国城、謁見の間
***
壱王「よくぞ参った……魔力を持つ者、勇者よ」
魔者「……お呼びくださったこと光栄に思います、陛下」
壱王「そう畏まらずともよい、楽にせよ」
魔者「……おそれいります」
2: ゲットΖ:2011/9/15(木) 19:35:25 ID:kp1zQtGNfM
2ダ2ダ♪
♪ ∧,_∧
<丶`∀´> >>
(( ( つ ヽ、 ♪
〉 とノ )))
(__ノ^(_フ
2ダ2ダ2ダ〜♪
∧,_∧
<< <丶`∀´>
♪ ノ ⊂ ) ))
((( ヽつ 〈
(_)~ヽ_,フ
3: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 19:35:47 ID:yr6EEq7SPg
3ゲットと言わせていただきます
4: 少女:2011/9/15(木) 19:36:16 ID:BevCck1ffE
壱王「……この世界は200年前に突如として現れた魔物達に脅かされておる」
壱王「魔物は魔界からやって来ているという説が最も有力だが」
壱王「魔界と行き来するには魔力を持たなくてはならん」
壱王「実際に魔物は魔力を持っているそうだ」
5: 少女:2011/9/15(木) 19:38:24 ID:BevCck1ffE
>>2>>3
おめ(°∀°)
6: 少女:2011/9/15(木) 19:40:55 ID:BevCck1ffE
壱王「が、普通人間は魔力を持たない」
壱王「魔力を持つ子どもが新たに生まれて来るかはわからなかった」
壱王「また、魔物が魔力を持つために魔法自体を邪悪なものと疎む風習がある地域もある」
壱王「実際のそなたのように、魔力を持つ者は隠れすごしているかもしれないと考えられていた」
壱王「そなたが見つかったのは嬉しい驚きだった」
7: 少女:2011/9/15(木) 19:41:32 ID:VDKZMqcALE
壱王「さて本題に入ろう、そなたに頼みたいことがあるのだ」
魔者「……なんなりと」
壱王「うむ、魔王討伐の旅へと出てくれぬか」
魔者「…………」
壱王「聞いての通り、魔界には魔力を持たねば行けぬのでな」
壱王「勇者……つまり魔王を倒す者は、魔力を持つ者でなくてはならぬのだ」
8: 少女:2011/9/15(木) 19:46:49 ID:BevCck1ffE
壱王「さらにそれだけではないぞ、旅から無事戻った暁にはなんと!」
魔者(いつ旅に出ること決定したし)
壱王「さあおいで壱姫」
壱姫「はいお父様?」スッ
壱王「勇者よ、この壱姫を嫁にやろうではないか!」
魔者「」
壱姫「」
9: 少女:2011/9/15(木) 19:48:14 ID:VDKZMqcALE
ミスったあああああああ
ごめんなさい
>>8は無視してください
10: 少女:2011/9/15(木) 19:48:38 ID:BevCck1ffE
壱王「なに、悪いようにはせぬ」
壱王「軍資金は十分出すし、総国民をあげて英雄として見送ろう」
壱王「旅路の途中で弐国、参国、肆国へ立ち寄れば、各々協力することとなっておる」
壱王「行ってくれるな、『勇者』よ?」ドヤッ
魔者「…………」
魔者(面倒くせええええええ)
11: 少女:2011/9/15(木) 19:49:45 ID:VDKZMqcALE
壱王「さらにそれだけではないぞ、旅から無事戻った暁にはなんと!」
魔者(いつ旅に出ること決定したし)
壱王「さあおいで壱姫」
壱姫「はいお父様?」スッ
壱王「勇者よ、この壱姫を嫁にやろうではないか!」
魔者「」
壱姫「」
12: 少女:2011/9/15(木) 19:50:42 ID:BevCck1ffE
これが正しい順序でした、申し訳ないm(__)m
続きいきます
13: ◆0/ttBSlju.:2011/9/15(木) 19:51:28 ID:kp1zQtGNfM
支援(´・ω・`)
14: 少女:2011/9/15(木) 19:54:02 ID:BevCck1ffE
壱姫「この方が勇者様……ですか」チラ
魔者「………………!」
壱姫「………………」ジッ
魔者(いたたまれない……)
壱姫「…………ハッw」ボソ
魔者「」
15: 少女:2011/9/15(木) 19:55:11 ID:VDKZMqcALE
>>13
ありがとう(´∀`)
支援に答えられるよう頑張ります><
16: 少女:2011/9/15(木) 19:58:31 ID:VDKZMqcALE
魔者(今……鼻で笑われた……?)
壱姫「お父様、あまりに素敵な方で私には釣り合いません」ニコ
壱王「何を言う、お前は私の自慢の娘だよ」ハッハッハ
魔者「」
壱姫「…………」ジロ
魔者(睨んでくる……超怖えなこの女)
17: 少女:2011/9/15(木) 20:00:26 ID:BevCck1ffE
魔者(……うー、仕方ねえかな、俺も結婚とか嫌だし)ハア
魔者「……あー、お言葉ですが陛下」
壱王「何かな」
魔者「それは無理……かと思います」
壱王「なに? 何故だ勇者よ」
魔者「……あー、……私には既に将来を約束した女がおりますので」
262.43 KBytes
[4]最25 [5]最50 [6]最75
[*]前20 [0]戻る [#]次20
【うpろだ】
【スレ機能】【顔文字】