黒いのに和んじゃうSSを目指して
1日3回の更新を目指す
あまり文才はありません
46: ◆SWbhV464vU:2011/6/16(木) 23:07:23 ID:wTCT8X5m4M
TV:昨夜A県山中で―
男:姉さん、おはよう
男姉:あら、休みなのに早いわね。
男:…殺人事件、だね
男姉:最近多いのよ。この地域だけでしか起きてないけど。
男:…
男姉:鋭利な刃物で頭を刺されたらしいわ。足がもがれてて見つからないみたいよ
男:僕は筋肉質な体に興味はないよ
男姉:ダウト。お腹が空いたら筋肉質でも食べるくせに
男:ふふふ、まあいいじゃないか…部屋に戻るよ。ちなみに僕は姉さんに嘘ついたことはないよ
男姉:そう、
47: ◆SWbhV464vU:2011/6/16(木) 23:08:35 ID:wTCT8X5m4M
かぎかっこはあんまし好きでないのだけれど、そっちが見易いのなら
48: 名無しさん:2011/6/16(木) 23:10:19 ID:2MjfF1DzK6
このままがすき
49: 名無しさん:2011/6/16(木) 23:10:42 ID:l7FkHhEbE2
どちらでもかまわないさ
今のままでも読めるしな
そして支援だくるあぁ!
50: 名無しさん:2011/6/16(木) 23:11:56 ID:rc0VFxf20U
>>48って言ってる人いるしこのままで
流れ切っちゃってごめん
51: ◆SWbhV464vU:2011/6/16(木) 23:15:19 ID:OwLIw6bJ36
男『……さて、と
今日は女ちゃんと遊びに行く予定だったんだけど…お葬式に行かなきゃね…』
……
………
男『女ちゃん?』
女『あ、男くん…ありがとう来てくれて』
男『ううん、家族だけしか入れないのにごめんね』
女『いいよ。私の家族なんて私だけなんだから。』
男『天涯孤独、だね』
女『あいつがいたくらいなら孤独なほうがマシ』
男『そっか。孤独がいいのなら僕はいらないかな?』
女『男くんは意地悪だ』
52: ◆SWbhV464vU:2011/6/16(木) 23:17:27 ID:OwLIw6bJ36
…うーむ
じゃあ『』派な人には悪いけれど:にさせてもらいまする
53: ◆SWbhV464vU:2011/6/16(木) 23:23:00 ID:wTCT8X5m4M
男:意地悪なんかじゃないよ。優しさだよ。僕は優しい人間だからね。
女:自分で言っちゃうか。
男:そう。言っちゃうよ。僕は優しい。例え自分の彼女が兄の暴行に耐えきれなくなって兄を殺して彼氏のためについでにお肉を持って帰ってお葬式に来てくれるであろう彼氏に振る舞おうとしていてもね。彼氏は優しいから証拠だって消しちゃうんだよ。彼氏のために
女:本当に優しい彼氏だね。まるで森林が好きすぎて森林の木を食べる害虫を一掃するために山に火を放つ自然愛好家みたいだね。
男:ふふふ
女:うふふ
54: ◆SWbhV464vU:2011/6/16(木) 23:23:54 ID:wTCT8X5m4M
彼氏のため、じゃなくて彼女のため、でした
55: ◆SWbhV464vU:2011/6/16(木) 23:29:03 ID:OwLIw6bJ36
女:ごはん食べる?臭いだろうから味噌で炒めてみたんだ
男:味は保証してくれる?
女:保証する。大好きな彼氏のために頑張ったから
男:ダウト。初めての肉の調理で成功するわけがない。
女:ダウトって流行ってるの?男くんのお姉ちゃんも使ってたね。
男:口癖。言葉遊び、からかいあい、合言葉etc…そんなものさ
女:じゃあ私も使ってみようかな
男:ところで自分の嫌いなやつの肉を彼氏に食べさせるなんてすごいね、ある意味
女:そうかな。
男:そうだよ。
56: 名無しさん:2011/6/16(木) 23:29:44 ID:0YUAW3ImVk
>>54の日本語が伝わらないのは私だけだろうか
57: ◆SWbhV464vU:2011/6/16(木) 23:40:22 ID:wTCT8X5m4M
男:ご馳走さまでした
女:邪魔なやつもいなくなって男くんも喜んでくれて嬉しいな
男:一石二鳥。胃も満たされて嬉しいよ
女:…警察…大丈夫かな…
男:心配しなくていいよ。僕が頑張って証拠消したから
女:優しいんだっけか
男:優しいよ。警察からも守ってみせるさ。
女:嬉しいな。
男:ちなみに今日するはずのデートは来週だよ。
女:悔しいな。死んでまでもあいつなんかに邪魔されるなんて。
男:君の計画性がないんだよきっと。
女:まあいいじゃない
ね、男くん。スッ
男:ん…?
女:あいつは私の体で遊ぼうとした。だけど遊ばれる前に死んじゃった。良かった。初めてが男くんのために残せて
男:僕も嬉しいよ。初めてを僕のために残しておいてくれて。
女:男くん…あなたを殺してもいいですか?
男:性的な意味で?
女:もちろん。
男:ふふふ
女:うふふ
58: ◆SWbhV464vU:2011/6/16(木) 23:51:54 ID:OwLIw6bJ36
それから家に帰るまでは記憶がちょっと曖昧だった。
女ちゃんと交わったのは覚えてる。
それに女ちゃんが僕と交わるのを遺影にみせつけるように揺れていたのも鮮明に覚えてる。
なんとなくそれが悲しそうに見えてしまって、僕は切ない感じになった。
ダウト。本当はざまあみろって思った。女ちゃんを愛していないのに僕より女ちゃんに近いのは許せないことだ。
だから、僕はあのときに調理してやろうと思った。
『幸い』その日は調理実習があったから。
まあ、先を越されたわけだけれどね。
ダウト?ダウトだ。
幸いじゃなくて、必然的にだね。
59: 名無しさん:2011/6/16(木) 23:54:59 ID:vuDfmScwUo
ダウトを見るとヒントマンを思い出してしまう何故www
おもろくなりそう、支援。
60: ◆SWbhV464vU:2011/6/17(金) 00:01:15 ID:wTCT8X5m4M
男:…これが、僕に近寄ってきた最初の女の子の話だったかな
男姉:虐待なんてありがちね。ちなみに女ちゃんはどうなったわけ?
男:…一家揃って居なくなるなんてさ、怖い世の中だよね…
男姉:スタッフがおいしくいただきましたって?
男:まあね。恋人の肉は美味しいよ。愛し、愛したぶんだけ恋人はおいしくなる。
男姉:ところで遺体からとった子宮はどうなったの?
男:お部屋の冷蔵庫で保管してるよ。姉さんこそ目玉は?
男姉:同じくよ。
男・男姉:すべてがダウト。そもそも女ちゃんは生きてる。
女:そうです。勝手に殺さないでください。
男姉:にしてもかわいくてキレイじゃないの…大切にしなさいよ男ー
男:わかってるよ。女ちゃん。僕の部屋行こう。
女:え、あ…うん…男くんのお姉さんまた帰りにお話しましょう!
男姉:ええ。またね。……変なカップルね。
61: 名無しさん:2011/6/17(金) 00:03:43 ID:UKYPxhXWGc
支援
62: ◆SWbhV464vU:2011/6/17(金) 00:08:33 ID:wTCT8X5m4M
いまさらですが支援してくれる皆様ありがとうございます。
読んでくださる皆様に感謝、書き込んでくれる皆様に感謝です。
今日は眠気が限界ですのでここまで…
正直物語っぽくしたほうが書きやすいっすね
では今日はありがとうございました。明日はもっと面白い話を用意してきやす。
では
63: 名無しさん:2011/6/17(金) 00:50:05 ID:h2jffcZDrA
面白かった!また次に期待!
64: ◆SWbhV464vU:2011/6/17(金) 10:53:33 ID:blb5awg5js
物心がつくと母さんと父さんはもうこの世に居なかった。
残ったのは私と姉さんと兄さんだけ。
姉さんは私と兄さんを養うために自らの体を差し出した。
つまり風俗を始めた。
最初こそ上手くいっていたんだと思う。最初だけ。
姉さんは風俗で働いていたが故に殺された。
ネットの怖い話の泡姫のように。
ストーカーに刺されてしまった。
理由はストーカーの恋心なんだと思う。
ストーカーは未だに捕まっていない。
今でも病院で息を引き取る姉の言葉を思い出す。
『私、と…代われ』
人間は死ぬ間際は優しくなると聞いたけど
姉さんはその逆みたいだった。
65: ◆SWbhV464vU:2011/6/17(金) 10:56:50 ID:blb5awg5js
女:…姉さん。私は姉さんと代わりたくないよ。男くんと一緒にいたいから。
誰にも奪われたくないから。
女:誰にも壊されたくないから。
女:誰にも、誰にも。
ピンポーン
女:…ん、男くんが来る時間にしては早いなぁ。
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