黒いのに和んじゃうSSを目指して
1日3回の更新を目指す
あまり文才はありません
177: 名無しさん:2011/6/26(日) 20:54:37 ID:korplBA3ZY
あげ
178: ◆SWbhV464vU:2011/6/26(日) 22:22:27 ID:ZpXrMDv/zs
姫(キ)壱(イチ)だからさ
ガイ ヒメイチ
↓
ガイ キイチ
↓
ガイ キチ
あとはわかるよな?
179: 名無しさん:2011/6/26(日) 23:05:52 ID:C5gdqj8GFg
な、なんだとー
180: 名無しさん:2011/6/26(日) 23:21:22 ID:2AedQNIb0A
マジキイチwwww
181: 名無しさん:2011/6/28(火) 00:19:02 ID:Y6twjxdUeo
支援
182: ◆SWbhV464vU:2011/6/28(火) 19:11:12 ID:h2jffcZDrA
ちび:な、なぁキイチっ
キイチ:ん?な、なにかなっ
ちび:いっしょに給食食べようぜ
キイチ:えっ…あ、あのっ…えーと…だが断るッ!!シュタタタタッ
ちび:ちょ、ま、って速い!新幹線みたいだ!
キイチ:……(うわぁあああ!私のバカバカバカぁあああああ!うんって言いなさいよこのバカぁ…
キイチ:…、
給食一緒に食べたいよお…ぐす
ちび:…だから、一緒に、食べようぜ
キイチ:ふぇ…ちびちゃん
ちび:お前はシューマッハか…早、すぎ
183: ◆SWbhV464vU:2011/6/28(火) 19:16:03 ID:0n1AQTHmB.
ちび:というわけで
キイチ:いただきます
ちび:…。モグモグ
キイチ:…。モグモグ
ちび:…(恥ずかしくて
キイチ:…(話せない!
ちび:…あ、キイチ?人参キライなんだ?
キイチ:うん…なんか、変に甘くて…
ちび:じゃ…じゃあ食べてやるよ?
キイチ:あ、ありがと…じゃあ私もピーマン食べてあげる
ちび:本当か?ありがとなっ?
キイチ:どういたしましてっ
ちび・キイチ:(好感度うp来た!!
184: ◆SWbhV464vU:2011/6/28(火) 19:21:46 ID:h2jffcZDrA
先生:では気をつけて帰ってくださいね?さようなら
一同:さようならー!
ガヤガヤ…
ちび:キイチっ帰ろうぜ!
キイチ:う、うんっ
……
ちび:そういやキイチの家って大きいよな?
キイチ:そうかな?みんなあれくらいだと思うけど…
ちび:オレん家貸家だからさ…狭いんだよな
キイチ:そっか…でも私は小さいほうが好きだよ?
ちび:へへ、ありがとな…お…キイチの家到着しちゃったな
キイチ:うん…ちびちゃん、また明日ね
ちび:おうっ…
ちび:…
ちび:やっぱりかわいいな…。スタスタ
ガチャン!ドタン!
ちび:…え?
185: 名無しさん:2011/6/28(火) 20:36:13 ID:WiqjdkGsQU
な、なんだ…?
186: 名無しさん:2011/6/28(火) 20:53:30 ID:RCxkJv0I2c
黒い…しかしなぜだか引き込まれる
C
187: ◆SWbhV464vU:2011/6/28(火) 22:26:36 ID:GW4bkIoi/Q
キイチ:ごめんなさいっごめんなさい…!
男の声:このボケがぁ!飯作ってから学校行け言っただろ!
キイチ:ごめんなさいっごめんなさいっごめんなさい!
ちび:キ…イチ…?
本当は、信じたくなかった
大好きなキイチが、虐待されていたなんて
だがキイチに初めて会ったときや学校で会ったときにアザはなかった。
虐待されてると気付いた次の日はアザがあったのだ。
先生に聞けば朝はいつも8時ギリギリに登校するみたいだ。
でもオレが登校してから、7時に登校している
オレも、7時に
気づきたくはなかった、余計な詮索をしなければキイチは死なずに済んだ
キイチは、僕と少しでも長く一緒に居たくて、父親の食事を作らずに、学校に、きて、た?
それからもキイチは毎日朝早くに登校した。そのたびにアザは増えた
増えて増えて増えて増えて増えて増えて増えて増えて増えて増えて
見たくなかった、だからオレは言ってしまった。
相手を死に追いやるまるで核弾頭のような一言を
『モウ、キイチ、ナンカ、ダイキライ』
188: ◆SWbhV464vU:2011/6/28(火) 22:30:46 ID:GW4bkIoi/Q
引き金だった。
キイチは『オレ』という支えを無くした。
辿った末路はただひとつ。
発狂。
キイチは近くの精神病院に入院した。
原因はオレだ。明らかに、オレだ。
間もなくキイチは死んだ。精神病院から看護師のスキを見て逃げ出し、屋上から飛び降りた。
オレがお見舞いするために病院の玄関に向かっていたその時に。目の前にキイチの逆さまの顔が写ってた。
綺麗なかわいい顔だ。
そう思った途端に真っ赤で美しい顔に染まった。
微かに、キイチが大好きだよ、と言ってくれた気もした
189: 名無しさん:2011/6/28(火) 22:32:08 ID:LP9Ombki6s
oh…
190: 名無しさん:2011/6/28(火) 22:33:22 ID:9jnaTFQt0g
ああああああああああああ
191: 名無しさん:2011/6/28(火) 22:33:53 ID:An6njXne8g
凄く好きだ、1さん応援してます。っC
192: 名無しさん:2011/6/28(火) 22:34:27 ID:As.ATr03VM
しえん
193: ◆SWbhV464vU:2011/6/28(火) 22:37:26 ID:w2psVLThaQ
オレはただ悲しみ、後悔した
自分のせいだ、自分がキイチを殺した…
それで自分は引きこもりになった
見かねた親父がオレをボコボコにして言ってくれたっけ
『これはあのコがお前に送った復讐だ。だが、その復讐は最後の贈り物だ。引きこもって逃げてないで、ちゃんと受け取って、償え』
妙にスッキリした気持ちになったのを覚えている
それからはひたすら勉強した。
精神病院の医者になろう、キイチみたいなコを救うと
決めた。
気づけば有名な医者になっていた。
だが名誉も富も名声なんかいらない
オレが欲しいのは、許し
キイチからの、許し
許して欲しい
そして言わせてほしい。皮肉もなにもない純粋な文章。清流の様に済んだ、濁りも汚れもない、美しい滑らかな言葉を紡いで
『大好きだ。贈り物、嬉しいよ』
と
194: ◆SWbhV464vU:2011/6/28(火) 23:06:34 ID:wrNla6o2Ko
―――
医者:…ま、植物状態の君に話しても、得はないのに
女:…。
医者:なんで話したか、わかるか?君が似てるからなんだよ、キイチに。
女:…。
医者:ベタだと、思うだろ?まあそう思ってもいいんだぜ。
女:…。ツゥ…
医者:…動けなくても涙は流せるってか?
女:……ち、び…ちゃ…
医者:…あ?
女:…もう…許してる…から…
医者:オイ…オレが信じると思ってんのか?くせぇドラマじゃねぇんだぜ?
女:…。
医者:だからよ、バカらしく泣かせてくれよ、もう一回何か喋ってくれよ
女:…。
医者:ベタでいい、ベタなドラマの展開でもいい。だから、もう一度戻って、こいよ…
女:…。
医者:…キイチ…
女:…。
医者:……。ん…バカみてぇだな、オレ。聞き間違いに決まってんだろうがよ…
医者:女ちゃん…ゆっくり寝るんだぞ
医者:…ありがとうな、キイチ
医者:……海、行きてぇな
195: 名無しさん:2011/6/28(火) 23:10:14 ID:Y6twjxdUeo
(´;ω;`)ブワッ
(´;ω;`)っC
196: 蝶・専半島:2011/6/28(火) 23:15:00 ID:hJ67OJlZoI
卍
69.95 KBytes
[4]最25 [5]最50 [6]最75
[*]前20 [0]戻る [#]次20
【うpろだ】
【スレ機能】【顔文字】