涙がでちゃうコピペ
Part6
161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 20:12:13.59 ID:3ugXVUhE0
483 名前 水先案名無い人[] 投稿日:2005/08/22(月) 03:54:13 ID:E9hID8ET0
2年前旅行先での駐屯地祭で例によって変な団体が来て私はやーな気分。
その集団に向かって一人の女子高生とおぼしき少女が向かっていく。
少女「あんたら地元の人間か?」
団体「私達は全国から集まった市民団体で・・・云々」
少女「で、何しにきたんや?」
団体「憲法違反である自衛隊賛美につながる・・・云々」
少女「私は神戸の人間や。はるばる電車のって何しにここまで来たかわかるか?」
団体「・・・・?」
少女「地震で埋もれた家族を助けてくれたのはここの部隊の人や。
寒い中ご飯作ってくれて、風呂も沸かしてくれて
夜は夜で槍持ってパトロールしてくれたのもここの部隊の人や。
私は、その人たちにお礼を言いに来たんや。
あんたらにわかるか?
消防車が来ても通り過ぎるだけの絶望感が。
でもここの人らは歩いて来てくれはったんや・・・・」
最初、怒鳴り散らすように話し始めた少女は次第に涙声に変わっていった。
あまりにも印象的だったのではっきり覚えている。
団体は撤退。
彼女は門をくぐった時に守衛さんが彼女に社交辞令の軽い敬礼ではなく直立不動のまま
敬礼していた。
164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 20:16:36.21 ID:jpiaCPVS0
>>161は感動するというよりすっごくいい話だな
171 :>>6 ◆FdL1jBqM3g :2008/10/30(木) 20:36:10.53 ID:CY8nynTtP
うちの姉が障害者(しゃべるのと身体にマヒがある)なんだけど
今日、作業所へ迎えに行って帰りに一緒にスーパーに入ったら、自分も何か買ってみたいというので
300円の箸をもたせて、五百円玉を握らせてレジに並んでもらった。
少し離れた所から見てたけど、しばらく帰ってこない。
たった一品なのにおかしいなと思って、少し近づいたら
レジの表示が300円なのに、レジのおばさん「3000円よ」って言い張ってた。
姉が障害者だから、3000円請求してもバレないと思ったんだろう。
私が問い詰めたらびっくりして「間違えちゃったわ!ごめんなさいね」
んなわけないだろ!こんな安いスーパーにそんな高級品があるか!!
あんまり腹が立ったから店長をフロア中探して事情話して、
さっきのおばさんのところに連れて行った。
おばさん、真っ赤な顔して何か言ってたけど、裏に連れて行かれた。
店長に平謝りされたけど、目の前が真っ暗でなんか頭がクラクラした。
帰りに悔しくて悔しくて涙が出てきて、
泣きながら歩いてたら姉が「ごめんね」って回らない口で言ってきた。
すごく悔しくて悲しかった。
さっき改めて家に店長が謝りに来たけど、姉の「ごめんね」が耳に残って離れない。
親も仕方がないことだって言ったけど、涙が止まらない。
187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 21:14:33.83 ID:KjCPIKMs0
秋もだいぶ深まってまいりました。ディズニーランドのスタッフの皆様、いつも私たちにステキな夢をありがとうございます。
今月、数年ぶりに主人とディズニーランドに遊びに行かせていただきました。
実はこの日は、一年前に亡くなった私達の娘の誕生日、そして命日でした。
身体がとても弱かったために、生まれて間もなくこの世を去ってしまい
主人と二人、ずいぶんと長い間、深い哀しみにおりました。
助けてあげられなかったこと、何一つ我が子にしてあげられなかったこと
いまでも悔やんで仕方ありません。
生まれてきたら、このディズニーランドに連れてきてあげたいという私たちの夢も
果たすこともできず、主人と話し、この日、娘の供養のために来ることができました。
事前にガイドブックを見て、かわいいお子様ランチがあることを知り、娘に食べさせてあげたいと思い
ワールドバザールにあるイーストサイド・カフェに入りました。本当は8歳以下でないと注文することが
できないものでしたが、お店の方に事情を話すと、快く注文を聞いてくださいました。
そして隣の4人掛けのテーブルに子供用のイスまで用意してくださって、「3名様、こちらにどうぞ」と
席を移してくださったのです。
「本日はよくきてくださいました。ご家族で楽しんでいってくださいね」と、まるで我が子がここに一緒に
いるように私たちをもてなしてくださり、主人も私も感激で胸がいっぱいになり、涙があふれました。
娘を亡くしてからはじめて、「親子3人でいる」ということを味わわせてくださって、本当に感謝しております。
娘が生きていてくれたらどんなに幸せだったろうという思いでいっぱいです。
お店の方々にとても親切にしていただき、そしてかわいいお子様ランチも食べることができて
娘もさぞ喜んでいたと思います。思いもよらぬ皆様の温かなおもてなしのおかげで、とても良い想い出ができましたし
娘のためにも、とてもよい供養ができたと思います。
親子3人で楽しいひとときを過ごさせていただきまして、本当にありがとうございました。あの時のお礼を言いたくて手紙を書かせていただきました。
娘は天国へ行ってしまったけれど、私たちのかけがえのない宝です。これからも愛し続け、一生ずっと一緒に生きて行こうと思います。
また娘を連れて遊びに行かせていただきます。ステキな夢を見れる日を楽しみにしています。
スタッフの皆様、日ごとに寒さが加わってまいりますので、お体を大切に、これからも私たちのために頑張って下さい。
189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 21:33:22.50 ID:9YDBLGAzO
久しぶりに泣いた
ホントに3年ぶりくらいだな
なんか元気でてきた
ありがとう
191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 22:07:25.25 ID:96NzszQKO
あぁ…目から汗が落ちてくる。おかしいな、今すげー寒いのに
さて、カーチャンに大好きだよと言ってくるかな
192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 22:25:52.40 ID:uDaXQgOz0
厨房の時、親父が死んだ。
俺は悲しく寂しく病院から家までどうやって帰ったかも全く憶えてない。通夜と葬式、一人息子の俺も何か母親に言い付けられていろいろさせられていたが、悲しさで何も手につかない。親類のおばさんたちが代わりにいろいろやってくれた。
でも母親は万事忙しく立ち回っている。食事の世話や買い出しの人への指示、配達に来た御用聞きには愛想笑いさえ浮かべていた。
「あんたは親父が死んだのに平気でいられるのか!」悲しみは怒りに変った。葬儀が終わり親類も皆帰ったあと、俺と母親だけになった。
俺は母親への怒りから一人になって布団の中でむしゃくしゃしていた。寝られないので用を足しに行った時、仏前の灯りが点いていた。
そして母親の圧し殺したような嗚咽が聞こえてきた。部屋の外で1時間は立ち続けたが母親の嗚咽はなかなか止まなかった。
人前では葬儀の責任者として務めを果たさなければならない責任感で、泣く事も許されない立場にあった事がその時理解できた。
母ちゃん、誤解してゴメンと俺も立ちながら泣き続けた。
193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 22:58:59.98 ID:mmV8vnsA0
もう、画面が見えない・・・
194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 23:08:15.67 ID:rYtMw86eO
泣くのは体にいいらしいな
195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 23:11:30.03 ID:V0fAINuoO
涙は枯れないのか…?
230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 01:37:19.21 ID:FTJfHdQM0
どうしてがいつもダイエットしてる時に(・∀・)ニヤニヤと見つめやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして私が悪いのにケンカになると先に謝りますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうしてお小遣減らしたのに文句一つ言いませんか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして交代でやる約束した洗濯をし忘れたのに怒りませんか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして子供が出来ないのは私のせいなのに謝りますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして自分が体調悪い時は大丈夫だと私を突き放して私が倒れると会社休んでまで看病しますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして妻の私に心配掛けたくなかったからと病気の事を隠しますか(゚Д゚)ゴルァ!
おまけにもって半年とはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ!
長期出張だと嘘言って知らない間に手術受けて助からないとはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ!
病院で俺の事は忘れていい男見つけろとはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ!
こっちの気持ちは無視ですか(゚Д゚)ゴルァ!
正直、あんた以上のお人よしで優しい男なんか居ませんよ(゚Д゚)ゴルァ!
それと私みたいな女嫁にすんのはあんた位ですよ(゚Д゚)ゴルァ!
232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 01:39:07.30 ID:FTJfHdQM0
もう一つ言い忘れてましたが私、お腹に赤ちゃん出来たんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
あんたの子供なのに何で生きられないのですか(゚Д゚)ゴルァ!
そんな状態じゃ言い出せ無いじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ!
それでも言わない訳にはいかないから思い切って言ったら大喜びで私を抱きしめますか(゚Д゚)ゴルァ!
生まれる頃にはあんたはこの世にいないんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
元気な子だといいなぁってあんた自分の事は蔑ろですか(゚Д゚)ゴルァ!
病院で周りの患者さんや看護婦さんに何自慢してやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
病気で苦しいはずなのに何で姓名判断の本で名前を考えてやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして側に居てあげたいのに一人の身体じゃ無いんだからと家に帰そうとしますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうしていつも自分の事は二の次何ですか(゚Д゚)ゴルァ!
233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 01:41:10.01 ID:FTJfHdQM0
医者からいよいよダメだと言われ泣いてる私に大丈夫だよとバレバレの慰めを言いますか(゚Д゚)ゴルァ!
こっちはあんたとこれからも生きて行きたいんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
それがもうすぐ終わってしまうんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
バカやって泣きそうな私を包んでくれるあんたが居なくなるんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
忘れろと言われても忘れられる訳ないでしょ(゚Д゚)ゴルァ!
死ぬ一週間前に俺みたいな奴と一緒になってくれてありがとなですか、そうですか(゚Д゚)ゴルァ!
こっちがお礼を言わないといけないのに何も言えず泣いちまったじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ!
あんなに苦しそうだったのに最後は私の手を握りしめて逝きやがりましたね(゚Д゚)ゴルァ!
何で死に顔まで微笑みやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!(゚Д゚)ゴルァ!(゚Д゚)ゴルァ!
そんなのは良いから起きて下さい(゚Д゚)ゴルァ!
生まれてくる子供を抱いて下さい(゚Д゚)ゴルァ!
子供に微笑みかけて下さい(゚Д゚)ゴルァ!
たのむから神様何とかして下さい(゚Д゚)ゴルァ!
234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 01:43:13.71 ID:FTJfHdQM0
ダメ女な私にこの先一人で子供を育てろと言いやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
そんなあんたが死んで5ヶ月...
子供が生まれましたよ(゚Д゚)ゴルァ!
元気な女の子ですよ(゚Д゚)ゴルァ!
目元はあんたにそっくりですよ(゚Д゚)ゴルァ!
どこかで見てますか(゚Д゚)ゴルァ!
私はこの子と何とか生きてますよ(゚Д゚)ゴルァ!
あんたも遠くから見守って居てください。
235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 01:43:56.14 ID:2sr/mIgU0
泣いたってレス多いな
みんなの心の優しさにほっこりした
261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 08:46:18.10 ID:rT1aWlBi0
第二次大戦が終わり、私は多くの日本の兵士が帰国して来る復員の事務についていた、
ある暑い日の出来事でした。
私は、毎日毎日訪ねて来る留守家族の人々に、
貴方の息子さんは、ご主人は亡くなった、死んだ、死んだ、死んだと伝える苦しい仕事をしていました。
留守家族の多くの人は、ほとんどやせおとろえ、ボロに等しい服装の人が多かった。
ある時、ふと気がつくと、私の机から頭だけ見えるくらいの少女が、チョコンと立って、
私の顔をマジ、マジと見つめていた。
「あたし、小学校二年生なの。おとうちゃんは、フィリピンに行ったの。
おとうちゃんの名は、○○○○なの。いえには、おじいちゃんと、おばあちゃんがいるけど、
たべものがわるいので、びょうきして、ねているの。
それで、それで、わたしに、この手紙をもって、
おとうちゃんのことをきいておいでというので、あたし、きたの」
顔中に汗をしたたらせて、一息にこれだけいうと、大きく肩で息をした。
私はだまって机の上に差し出した小さい手から葉書を見ると、
復員局からの通知書があった。
住所は、東京都の中野であった。
私は帳簿をめくって、氏名のところを見ると、比島のルソンのバギオで、戦死になっていた。
「あなたのお父さんは---」
といいかけて、私は少女の顔を見た。
やせた、まっ黒な顔、伸びたオカッパの下に切れ長の眼を、一杯に開いて、
私のくちびるをみつめていた。
262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 08:48:44.20 ID:rT1aWlBi0
私は、少女に答えねばならぬ。答えねばならぬと体の中に走る戦慄を精一杯おさえて、どんな声で答えたかわからない。
「あなたのお父さんは、戦死しておられるのです」
といって、声がつづかなくなった。
瞬間少女は、一杯に開いた眼を更にパッと開き、そして、わっと、べそをかきそうになった。
涙が、眼一ぱいにあふれそうになるのを必死にこらえていた。
それを見ている内に、私の眼が、涙にあふれて、ほほをつたわりはじめた。
私の方が声をあげて泣きたくなった。
しかし、少女は、「あたし、おじいちゃまからいわれて来たの。おとうちゃまが、戦死していたら、
係のおじちゃまに、おとうちゃまの戦死したところと、戦死した、じょうきょう、じょうきょうですね、
それを、かいて、もらっておいで、といわれたの」
私はだまって、うなずいて、紙を出して、書こうとして、うつむいた瞬間、
紙の上にポタ、ポタ、涙が落ちて、書けなくなった。
少女は、不思議そうに、私の顔をみつめていたのに困った。
やっと、書き終わって、封筒に入れ、少女に渡すと、
小さい手で、ポケットに大切にしまいこんで、腕で押さえて、うなだれた。
涙一滴、落とさず、一声も声をあげなかった。
肩に手をやって、何かいおうと思い、顔をのぞき込むと、
下くちびるを血がでるようにかみしめて、カッ眼を開いて肩で息をしていた。
私は、声を呑んで、しばらくして、
「おひとりで、帰れるの」と聞いた。
少女は、私の顔をみつめて、
「あたし、おじいちゃまに、いわれたの、泣いては、いけないって。
おじいちゃまから、おばあちゃまから電車賃をもらって、電車を教えてもらったの。
だから、ゆけるね、となんども、なんども、いわれたの」
と、あらためて、じぶんにいいきかせるように、こっくりと、私にうなずいてみせた。
私は、体中が熱くなってしまった。
帰る途中で、私に話した。
「あたし、いもうとが二人いるのよ。おかあさんも、しんだの。
だから、あたしが、しっかりしなくては、ならないんだって。あたしは、泣いてはいけないんだって」
と、小さい手をひく私の手に、何度も何度も、いう言葉だけが、私の頭の中をぐるぐる廻っていた。
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 09:09:11.21 ID:UMfDYQ9cO
>>261-262
これ泣きそう
263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 08:57:17.92 ID:PoJ9fqOTO
半年ほど前、漏れのじいちゃんが入院した。
それまでにも何回か入院と退院を繰り返していたが、
今回はやや長くなりそうだということで、お見舞いに行った。病室は6人部屋の一般病棟。
その中にまだ小学校に上がってないくらいの女の子もいた。
じいちゃんと他愛もない話を2,30分ほどして漏れはコーヒーを買いに席をはずした。
自販機のそばにあったベンチでコーヒーを飲んでいた漏れは、ふと近くにあった部屋を覗き込んだ。
そこはいわゆるプレイルームってやつでTVがあったり、おもちゃや本がおいてある部屋だった。
その部屋にさっきじいちゃんの病室にいた女の子が座ってた。
漏れはなんとなくプレイルームに入って、その女の子に声をかけた。
「こんにちは、さっき病室にいた子だよね。名前はなんていうの?」
女の子は小さな声で「ユカ」と答えた。どうやら折り紙を一生懸命作っているようだった。
「ユカちゃんか。僕は○○○だよ。よろしくね」
ユカちゃんは折り紙をやめて漏れのほうを見て小さい声で「よろしくね」って答えてまた折り紙をはじめた。
そのときはそれで終わり、漏れはプレイルームを後にして病室に戻った。そしてその日はそのまま家に帰った。
じいちゃんの入院は長くなるとのことだったので漏れの家族が一週間おきに輪番でお見舞いをすることになった。
4人家族だからおよそ一ヶ月にいちどのお見舞いになる。
そして漏れの当番の日。
着替えなどを持って病院に行き、じいちゃんと話をして、またコーヒーを買いにいった。
プレイルームをのぞくとそこにはユカちゃんがひとりでいた。
漏れは部屋のドアを開け声をかけた。
「ユカちゃん、こんにちは。僕のこと覚えてる?」
「うん」
そういったユカちゃんは立ち上がり、漏れのそばに近づいてきた。
そして「これあげる」と漏れにあるものを渡した。
483 名前 水先案名無い人[] 投稿日:2005/08/22(月) 03:54:13 ID:E9hID8ET0
2年前旅行先での駐屯地祭で例によって変な団体が来て私はやーな気分。
その集団に向かって一人の女子高生とおぼしき少女が向かっていく。
少女「あんたら地元の人間か?」
団体「私達は全国から集まった市民団体で・・・云々」
少女「で、何しにきたんや?」
団体「憲法違反である自衛隊賛美につながる・・・云々」
少女「私は神戸の人間や。はるばる電車のって何しにここまで来たかわかるか?」
団体「・・・・?」
少女「地震で埋もれた家族を助けてくれたのはここの部隊の人や。
寒い中ご飯作ってくれて、風呂も沸かしてくれて
夜は夜で槍持ってパトロールしてくれたのもここの部隊の人や。
私は、その人たちにお礼を言いに来たんや。
あんたらにわかるか?
消防車が来ても通り過ぎるだけの絶望感が。
でもここの人らは歩いて来てくれはったんや・・・・」
最初、怒鳴り散らすように話し始めた少女は次第に涙声に変わっていった。
あまりにも印象的だったのではっきり覚えている。
団体は撤退。
彼女は門をくぐった時に守衛さんが彼女に社交辞令の軽い敬礼ではなく直立不動のまま
敬礼していた。
164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 20:16:36.21 ID:jpiaCPVS0
>>161は感動するというよりすっごくいい話だな
171 :>>6 ◆FdL1jBqM3g :2008/10/30(木) 20:36:10.53 ID:CY8nynTtP
うちの姉が障害者(しゃべるのと身体にマヒがある)なんだけど
今日、作業所へ迎えに行って帰りに一緒にスーパーに入ったら、自分も何か買ってみたいというので
300円の箸をもたせて、五百円玉を握らせてレジに並んでもらった。
少し離れた所から見てたけど、しばらく帰ってこない。
たった一品なのにおかしいなと思って、少し近づいたら
レジの表示が300円なのに、レジのおばさん「3000円よ」って言い張ってた。
姉が障害者だから、3000円請求してもバレないと思ったんだろう。
私が問い詰めたらびっくりして「間違えちゃったわ!ごめんなさいね」
んなわけないだろ!こんな安いスーパーにそんな高級品があるか!!
あんまり腹が立ったから店長をフロア中探して事情話して、
さっきのおばさんのところに連れて行った。
おばさん、真っ赤な顔して何か言ってたけど、裏に連れて行かれた。
店長に平謝りされたけど、目の前が真っ暗でなんか頭がクラクラした。
帰りに悔しくて悔しくて涙が出てきて、
泣きながら歩いてたら姉が「ごめんね」って回らない口で言ってきた。
すごく悔しくて悲しかった。
さっき改めて家に店長が謝りに来たけど、姉の「ごめんね」が耳に残って離れない。
親も仕方がないことだって言ったけど、涙が止まらない。
187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 21:14:33.83 ID:KjCPIKMs0
秋もだいぶ深まってまいりました。ディズニーランドのスタッフの皆様、いつも私たちにステキな夢をありがとうございます。
今月、数年ぶりに主人とディズニーランドに遊びに行かせていただきました。
実はこの日は、一年前に亡くなった私達の娘の誕生日、そして命日でした。
身体がとても弱かったために、生まれて間もなくこの世を去ってしまい
主人と二人、ずいぶんと長い間、深い哀しみにおりました。
助けてあげられなかったこと、何一つ我が子にしてあげられなかったこと
いまでも悔やんで仕方ありません。
生まれてきたら、このディズニーランドに連れてきてあげたいという私たちの夢も
果たすこともできず、主人と話し、この日、娘の供養のために来ることができました。
事前にガイドブックを見て、かわいいお子様ランチがあることを知り、娘に食べさせてあげたいと思い
ワールドバザールにあるイーストサイド・カフェに入りました。本当は8歳以下でないと注文することが
できないものでしたが、お店の方に事情を話すと、快く注文を聞いてくださいました。
そして隣の4人掛けのテーブルに子供用のイスまで用意してくださって、「3名様、こちらにどうぞ」と
席を移してくださったのです。
「本日はよくきてくださいました。ご家族で楽しんでいってくださいね」と、まるで我が子がここに一緒に
いるように私たちをもてなしてくださり、主人も私も感激で胸がいっぱいになり、涙があふれました。
娘を亡くしてからはじめて、「親子3人でいる」ということを味わわせてくださって、本当に感謝しております。
娘が生きていてくれたらどんなに幸せだったろうという思いでいっぱいです。
お店の方々にとても親切にしていただき、そしてかわいいお子様ランチも食べることができて
娘もさぞ喜んでいたと思います。思いもよらぬ皆様の温かなおもてなしのおかげで、とても良い想い出ができましたし
娘のためにも、とてもよい供養ができたと思います。
親子3人で楽しいひとときを過ごさせていただきまして、本当にありがとうございました。あの時のお礼を言いたくて手紙を書かせていただきました。
娘は天国へ行ってしまったけれど、私たちのかけがえのない宝です。これからも愛し続け、一生ずっと一緒に生きて行こうと思います。
また娘を連れて遊びに行かせていただきます。ステキな夢を見れる日を楽しみにしています。
スタッフの皆様、日ごとに寒さが加わってまいりますので、お体を大切に、これからも私たちのために頑張って下さい。
189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 21:33:22.50 ID:9YDBLGAzO
久しぶりに泣いた
ホントに3年ぶりくらいだな
なんか元気でてきた
ありがとう
あぁ…目から汗が落ちてくる。おかしいな、今すげー寒いのに
さて、カーチャンに大好きだよと言ってくるかな
192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 22:25:52.40 ID:uDaXQgOz0
厨房の時、親父が死んだ。
俺は悲しく寂しく病院から家までどうやって帰ったかも全く憶えてない。通夜と葬式、一人息子の俺も何か母親に言い付けられていろいろさせられていたが、悲しさで何も手につかない。親類のおばさんたちが代わりにいろいろやってくれた。
でも母親は万事忙しく立ち回っている。食事の世話や買い出しの人への指示、配達に来た御用聞きには愛想笑いさえ浮かべていた。
「あんたは親父が死んだのに平気でいられるのか!」悲しみは怒りに変った。葬儀が終わり親類も皆帰ったあと、俺と母親だけになった。
俺は母親への怒りから一人になって布団の中でむしゃくしゃしていた。寝られないので用を足しに行った時、仏前の灯りが点いていた。
そして母親の圧し殺したような嗚咽が聞こえてきた。部屋の外で1時間は立ち続けたが母親の嗚咽はなかなか止まなかった。
人前では葬儀の責任者として務めを果たさなければならない責任感で、泣く事も許されない立場にあった事がその時理解できた。
母ちゃん、誤解してゴメンと俺も立ちながら泣き続けた。
193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 22:58:59.98 ID:mmV8vnsA0
もう、画面が見えない・・・
194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 23:08:15.67 ID:rYtMw86eO
泣くのは体にいいらしいな
195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 23:11:30.03 ID:V0fAINuoO
涙は枯れないのか…?
230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 01:37:19.21 ID:FTJfHdQM0
どうしてがいつもダイエットしてる時に(・∀・)ニヤニヤと見つめやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして私が悪いのにケンカになると先に謝りますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうしてお小遣減らしたのに文句一つ言いませんか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして交代でやる約束した洗濯をし忘れたのに怒りませんか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして子供が出来ないのは私のせいなのに謝りますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして自分が体調悪い時は大丈夫だと私を突き放して私が倒れると会社休んでまで看病しますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして妻の私に心配掛けたくなかったからと病気の事を隠しますか(゚Д゚)ゴルァ!
おまけにもって半年とはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ!
長期出張だと嘘言って知らない間に手術受けて助からないとはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ!
病院で俺の事は忘れていい男見つけろとはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ!
こっちの気持ちは無視ですか(゚Д゚)ゴルァ!
正直、あんた以上のお人よしで優しい男なんか居ませんよ(゚Д゚)ゴルァ!
それと私みたいな女嫁にすんのはあんた位ですよ(゚Д゚)ゴルァ!
232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 01:39:07.30 ID:FTJfHdQM0
もう一つ言い忘れてましたが私、お腹に赤ちゃん出来たんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
あんたの子供なのに何で生きられないのですか(゚Д゚)ゴルァ!
そんな状態じゃ言い出せ無いじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ!
それでも言わない訳にはいかないから思い切って言ったら大喜びで私を抱きしめますか(゚Д゚)ゴルァ!
生まれる頃にはあんたはこの世にいないんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
元気な子だといいなぁってあんた自分の事は蔑ろですか(゚Д゚)ゴルァ!
病院で周りの患者さんや看護婦さんに何自慢してやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
病気で苦しいはずなのに何で姓名判断の本で名前を考えてやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして側に居てあげたいのに一人の身体じゃ無いんだからと家に帰そうとしますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうしていつも自分の事は二の次何ですか(゚Д゚)ゴルァ!
233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 01:41:10.01 ID:FTJfHdQM0
医者からいよいよダメだと言われ泣いてる私に大丈夫だよとバレバレの慰めを言いますか(゚Д゚)ゴルァ!
こっちはあんたとこれからも生きて行きたいんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
それがもうすぐ終わってしまうんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
バカやって泣きそうな私を包んでくれるあんたが居なくなるんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
忘れろと言われても忘れられる訳ないでしょ(゚Д゚)ゴルァ!
死ぬ一週間前に俺みたいな奴と一緒になってくれてありがとなですか、そうですか(゚Д゚)ゴルァ!
こっちがお礼を言わないといけないのに何も言えず泣いちまったじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ!
あんなに苦しそうだったのに最後は私の手を握りしめて逝きやがりましたね(゚Д゚)ゴルァ!
何で死に顔まで微笑みやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!(゚Д゚)ゴルァ!(゚Д゚)ゴルァ!
そんなのは良いから起きて下さい(゚Д゚)ゴルァ!
生まれてくる子供を抱いて下さい(゚Д゚)ゴルァ!
子供に微笑みかけて下さい(゚Д゚)ゴルァ!
たのむから神様何とかして下さい(゚Д゚)ゴルァ!
234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 01:43:13.71 ID:FTJfHdQM0
ダメ女な私にこの先一人で子供を育てろと言いやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
そんなあんたが死んで5ヶ月...
子供が生まれましたよ(゚Д゚)ゴルァ!
元気な女の子ですよ(゚Д゚)ゴルァ!
目元はあんたにそっくりですよ(゚Д゚)ゴルァ!
どこかで見てますか(゚Д゚)ゴルァ!
私はこの子と何とか生きてますよ(゚Д゚)ゴルァ!
あんたも遠くから見守って居てください。
235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 01:43:56.14 ID:2sr/mIgU0
泣いたってレス多いな
みんなの心の優しさにほっこりした
261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 08:46:18.10 ID:rT1aWlBi0
第二次大戦が終わり、私は多くの日本の兵士が帰国して来る復員の事務についていた、
ある暑い日の出来事でした。
私は、毎日毎日訪ねて来る留守家族の人々に、
貴方の息子さんは、ご主人は亡くなった、死んだ、死んだ、死んだと伝える苦しい仕事をしていました。
留守家族の多くの人は、ほとんどやせおとろえ、ボロに等しい服装の人が多かった。
ある時、ふと気がつくと、私の机から頭だけ見えるくらいの少女が、チョコンと立って、
私の顔をマジ、マジと見つめていた。
「あたし、小学校二年生なの。おとうちゃんは、フィリピンに行ったの。
おとうちゃんの名は、○○○○なの。いえには、おじいちゃんと、おばあちゃんがいるけど、
たべものがわるいので、びょうきして、ねているの。
それで、それで、わたしに、この手紙をもって、
おとうちゃんのことをきいておいでというので、あたし、きたの」
顔中に汗をしたたらせて、一息にこれだけいうと、大きく肩で息をした。
私はだまって机の上に差し出した小さい手から葉書を見ると、
復員局からの通知書があった。
住所は、東京都の中野であった。
私は帳簿をめくって、氏名のところを見ると、比島のルソンのバギオで、戦死になっていた。
「あなたのお父さんは---」
といいかけて、私は少女の顔を見た。
やせた、まっ黒な顔、伸びたオカッパの下に切れ長の眼を、一杯に開いて、
私のくちびるをみつめていた。
262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 08:48:44.20 ID:rT1aWlBi0
私は、少女に答えねばならぬ。答えねばならぬと体の中に走る戦慄を精一杯おさえて、どんな声で答えたかわからない。
「あなたのお父さんは、戦死しておられるのです」
といって、声がつづかなくなった。
瞬間少女は、一杯に開いた眼を更にパッと開き、そして、わっと、べそをかきそうになった。
涙が、眼一ぱいにあふれそうになるのを必死にこらえていた。
それを見ている内に、私の眼が、涙にあふれて、ほほをつたわりはじめた。
私の方が声をあげて泣きたくなった。
しかし、少女は、「あたし、おじいちゃまからいわれて来たの。おとうちゃまが、戦死していたら、
係のおじちゃまに、おとうちゃまの戦死したところと、戦死した、じょうきょう、じょうきょうですね、
それを、かいて、もらっておいで、といわれたの」
私はだまって、うなずいて、紙を出して、書こうとして、うつむいた瞬間、
紙の上にポタ、ポタ、涙が落ちて、書けなくなった。
少女は、不思議そうに、私の顔をみつめていたのに困った。
やっと、書き終わって、封筒に入れ、少女に渡すと、
小さい手で、ポケットに大切にしまいこんで、腕で押さえて、うなだれた。
涙一滴、落とさず、一声も声をあげなかった。
肩に手をやって、何かいおうと思い、顔をのぞき込むと、
下くちびるを血がでるようにかみしめて、カッ眼を開いて肩で息をしていた。
私は、声を呑んで、しばらくして、
「おひとりで、帰れるの」と聞いた。
少女は、私の顔をみつめて、
「あたし、おじいちゃまに、いわれたの、泣いては、いけないって。
おじいちゃまから、おばあちゃまから電車賃をもらって、電車を教えてもらったの。
だから、ゆけるね、となんども、なんども、いわれたの」
と、あらためて、じぶんにいいきかせるように、こっくりと、私にうなずいてみせた。
私は、体中が熱くなってしまった。
帰る途中で、私に話した。
「あたし、いもうとが二人いるのよ。おかあさんも、しんだの。
だから、あたしが、しっかりしなくては、ならないんだって。あたしは、泣いてはいけないんだって」
と、小さい手をひく私の手に、何度も何度も、いう言葉だけが、私の頭の中をぐるぐる廻っていた。
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 09:09:11.21 ID:UMfDYQ9cO
>>261-262
これ泣きそう
263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/31(金) 08:57:17.92 ID:PoJ9fqOTO
半年ほど前、漏れのじいちゃんが入院した。
それまでにも何回か入院と退院を繰り返していたが、
今回はやや長くなりそうだということで、お見舞いに行った。病室は6人部屋の一般病棟。
その中にまだ小学校に上がってないくらいの女の子もいた。
じいちゃんと他愛もない話を2,30分ほどして漏れはコーヒーを買いに席をはずした。
自販機のそばにあったベンチでコーヒーを飲んでいた漏れは、ふと近くにあった部屋を覗き込んだ。
そこはいわゆるプレイルームってやつでTVがあったり、おもちゃや本がおいてある部屋だった。
その部屋にさっきじいちゃんの病室にいた女の子が座ってた。
漏れはなんとなくプレイルームに入って、その女の子に声をかけた。
「こんにちは、さっき病室にいた子だよね。名前はなんていうの?」
女の子は小さな声で「ユカ」と答えた。どうやら折り紙を一生懸命作っているようだった。
「ユカちゃんか。僕は○○○だよ。よろしくね」
ユカちゃんは折り紙をやめて漏れのほうを見て小さい声で「よろしくね」って答えてまた折り紙をはじめた。
そのときはそれで終わり、漏れはプレイルームを後にして病室に戻った。そしてその日はそのまま家に帰った。
じいちゃんの入院は長くなるとのことだったので漏れの家族が一週間おきに輪番でお見舞いをすることになった。
4人家族だからおよそ一ヶ月にいちどのお見舞いになる。
そして漏れの当番の日。
着替えなどを持って病院に行き、じいちゃんと話をして、またコーヒーを買いにいった。
プレイルームをのぞくとそこにはユカちゃんがひとりでいた。
漏れは部屋のドアを開け声をかけた。
「ユカちゃん、こんにちは。僕のこと覚えてる?」
「うん」
そういったユカちゃんは立ち上がり、漏れのそばに近づいてきた。
そして「これあげる」と漏れにあるものを渡した。
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