死んだ彼女が毎日夢に出てくるんだけど
そこには確かに愛し合う2人がいる。
Part1
1 :名も無き被検体774号+:2011/07/05(火) 02:19:48.36 ID:my6zenEw0
どうすればいい?
というかどうしてなんだ・・
2 :名も無き被検体774号+:2011/07/05(火) 02:29:31.39 ID:qSiO3p2T0
>>1
心から愛してたんだろ
女の恋愛は上書き保存、男の恋愛は名前を付けて保存
忘れる事なんて出来ないからせめて違う恋でも探して見ろよ
3 :名も無き被検体774号+:2011/07/05(火) 02:50:26.52 ID:8MGMVivdO
>>2で終わってた
4 :1:2011/07/05(火) 03:32:53.18 ID:DNJx3V170
いつの間にかスレ立ってた。代行ありがとうございます。
>>2
確かに心から愛してる。
でも彼女が死んだのは5年も前なんだ。
いままではこんなこと無かったから戸惑ってる・・
5 :1:2011/07/05(火) 03:42:53.01 ID:DNJx3V170
とりあえず最近の夢について書いてみる。
彼女が死んだのは5年前。
因みにメンヘラだったけど死因は自殺とかじゃない。
こういう夢を見始めたのは大体1カ月くらい前からだ。
最初の夢はすごく鮮明に覚えてる。
俺は昔彼女と1回だけ行った海の砂浜にいた。
なんか屋根?みたいなのがあるところで座り込み、一人海を眺めてた。
海には誰もいなくて、夕方みたいな感じでちょっと薄暗かった。
そしたら後ろから、シャワーの音がちょっとだけして、誰かがこっちへ来る気配がした。
6 :名も無き被検体774号+:2011/07/05(火) 03:51:22.56 ID:h0IvfGH60
死んだ人が夢に出てくるってことは成仏したしるしなんだって。
彼女の思い出は大切にして次の人見付かるといいね。
あなたの幸せが彼女の幸せだと思うよ。
7 :1:2011/07/05(火) 03:54:08.67 ID:DNJx3V170
「砂が足に付いて気持ち悪い」
そう言いながら近づいてきたのは、白いTシャツを着た彼女だった。
俺は、おまたせ、という彼女にいやいや、と返しながら立ちあがり、
どこからか冷えたポカリを出して手渡した。
ありがとう、と言ってありえない勢いで飲み干す彼女。
すごい飲みっぷり、と俺は笑った。
「いいじゃん別に・・」彼女も恥ずかしそうに笑った。
「今日、海に連れてきてくれてありがとね」と彼女が言った。
「お安い御用だww」
そしたら彼女が、急に暗い顔をして口を開いた。
「でも、もう来れないんだね」
「なんでだよwwまた来れるよw」
「来れないよ」
「来れるって」
「来れないもん」
「・・じゃあ来なきゃいいんじゃね」
「・・・」
ちょっとイライラした俺がそう言うと、彼女は悲しそうな顔をして俯いた。
おれは後ろを向いて彼女を置いて歩き出した。
どうせ彼女の方から謝ってくるだろうと思った。
追いかけてくるだろと思ってた。
後ろを向いたら彼女はいなかった。
8 :1:2011/07/05(火) 03:58:26.01 ID:DNJx3V170
彼女が居ないことには驚いたけど、何故か俺はそのまま気にせず歩いて行って
(現実にはそんなことありえないけど)、ファミレスに行ったり、そこからは関係ない夢になった。
起きたらすっごく悲しくなって、夢の中でまで悲しそうにしてた彼女を思い出して泣きそうになったが耐えた。
まあ疲れてたのかなとか、久しぶりに彼女の夢みたなとかぐらいで、そのときはあまり深く考えて無かった。
>>6
そうなのか・・
そうだといいな。
なんかあまりに出てくるから何か言い残したこととかあるんじゃないかって思ってしまって・・ww
9 :1:2011/07/05(火) 04:05:08.09 ID:DNJx3V170
まあこんな日もあるよな、そう思っていた俺だったが、次の日も彼女の夢を見た。
こんどは俺は、誰もいない遊園地にいた。
観覧車も何もかも止まってて、やっぱり薄暗かった。
すると後ろから走る足音が聞こえてきた。
「もーっ、こんなとこにいたの!?」
ちょっと怒りながら来た彼女は、昔一緒に買い物に行ったときに買った服(でもこの時はあ、こないだ買った服だ、と思った)
を着てた。
俺は怒りながら来た彼女を見ると、なぜか混んだ土産物屋で彼女を見失うシーンが頭の中に浮かんできた。
「いや、お前が居なくなるのが悪いんだろ」
「私はちゃんと、○○のとこ見てくるって言ったもん」
「言ってないって、お前、俺がちょっと待ってって言うの無視して先々行ったじゃん」
また軽い口論になった。
10 :1:2011/07/05(火) 04:12:10.22 ID:DNJx3V170
俺は彼女に、甘やかしすぎるくらい優しく、普段から接してたと思う。
だから彼女に、こんな風に言うことは殆ど無かった。
たまにこんな感じで彼女を咎めると、彼女は決まって悲しそうに俯き、場合によっては泣きだしたりした。
そしてこの夢の中でも、彼女は悲しそうに俯いてしまった。
「ほら、もう閉演だから、いくぞ」
そんな彼女を見ているのにうんざりして、俺は話題を変えて後ろを向いた。
すると、案外しっかりした声で彼女が返事をしてきた。
「あ、私まだやることあるから、先帰ってて」
「は?ああ、居残り系?(意味わからないがなぜか俺はこれに納得してて、こう返事した)」
「うん、だから先帰ってて」
「ああ、気をつけろよ?」
「うん、>>1もね!ばいばーい」
そして遊園地を出て、また関係ない夢に変わった。
11 :1:2011/07/05(火) 04:20:48.02 ID:DNJx3V170
朝起きるとまた、俺はものすごく悲しくなった。
夢の内容が彼女の出てくるところだけ嫌に鮮明で、何度も何度も思い出した。
胸が苦しくて、気が狂いそうになった。
彼女のことを思い出したくなくて、部屋にある写真立てとか、彼女にもらったもんとか全部しまいこんだ。
それでも一日を過ごしていくとちょっとはそんな気持ちも薄れてきて、
夜には結局またそんなことすっかり忘れて布団にもぐりこんだ。
ちょっとここらで一旦寝ます。彼女が出てきたらと思って寝にくかったんだが頑張る。
また書くから、気になる人がいたらそっと読んでくれると嬉しい
12 :名も無き被検体774号+:2011/07/05(火) 04:28:22.28 ID:8SDIEgR1O
穏やかな海の夢は運気上昇の兆し、荒れた海は運気下降ぎみ。
遊園地の夢は新しい恋愛やセックスの関心が高まってるらしいぞ。
今、夢占いみてみた
13 :1:2011/07/05(火) 13:33:33.22 ID:DNJx3V170
仕事の合間にちょっとだけ書いておこう。
因みに今日もまた彼女が出てきた・・ちょっとノイローゼ気味なのかもしれない。
>>12
そうなのか、わざわざありがとう。
海はすごく穏やかな海だったよ、運気上昇の兆しなのかな。
恋愛はもうしないつもりなんだけど、これから先何が起こるかはわからないもん
14 :1:2011/07/05(火) 13:41:57.44 ID:DNJx3V170
さて、3日目の夢。
この日は彼女が「出てきた」って感じの夢じゃなかった。
実際この日は夢から覚めた時も、彼女のことを思い出さなかったし。
いや、本当はこの日は彼女の夢を見なかったのかもしれないな。記憶がすごく曖昧なんだ。
何を言ってるかわからないかもしれないが、とりあえずこの話をするには、4日目のことを先に話さないといけない。
4日目の夜、俺はすごく疲れていて、布団に入るとすぐ眠たくなった。
そして俺が覚えてる夢の始まりは、やっぱり俺が一人で居る場面からだった。
放課後のような雰囲気(つまりは夕方なのかな?)の中、誰かを俺は待っていた。
誰を待っているのかはよく分からなかったが、彼女が後ろから走ってくる特徴的な小走りの音を聞くと、
そうだ、彼女と待ち合わせしてたんだ、と納得した。
17 :1:2011/07/05(火) 14:06:01.19 ID:DNJx3V170
彼女は中学校の頃の制服を着て、姿かたちもその頃の姿で走ってきた。
俺は今のままの姿だった。
彼女は背が小さかったんだけど、さらに小さくなっていた。
俺と目が合うと彼女は、へへへと照れたように笑って、似合う?と聞いてきた。
似合うよ、と答えようとして俺は、この時初めて夢の中で「あること」に気づいてしまった。
なんでこのタイミングで気付いてしまったのかわからない。
彼女はもういなくて、もう二度と会えないはずなんだってことに気がついてしまった。
それが「死んだ」っていう意味で認識できたわけじゃなかったけど、
彼女がここにいるはずないんだってことだけがはっきりとわかった。
でも彼女はにこにこしていて、久しぶりに見た制服姿の彼女はすごく可愛くて、こんなこと言わなくたっていいかと思った。
それにこれを言ってしまうと、彼女の機嫌を害する気がした。
15 :名も無き被検体774号+:2011/07/05(火) 13:45:16.62 ID:LUF7UhUr0
彼女さんと>>1には悪いけど、興味ありそうなスレ発見
>>1、苦にならない程度に話してくれると有り難い
18 :1:2011/07/05(火) 14:13:47.02 ID:DNJx3V170
昔よく一緒に歩いた帰り道をまた2人で歩いた。
彼女は何度も後ろから小走りになってついてきて、後ろからそっと手を握ってきた。
俺は歩幅を狭めてかなりゆっくり歩いたのに、彼女は何度も俺から遅れてしまって、
俺は何度も彼女の手を握り締めたのに、気付いたらいつの間にか俺の手に彼女の手は無くて、
後ろから彼女が何度も掴みなおしてきた。
この時の会話は覚えてないけど、彼女は手をつなぎなおすたびにニコニコと笑顔を俺に向けてきて、
俺もそれに返しながら歩いてた。
しばらくすると港のようなところに着いた。
彼女は俺に「私、怒ってるんだからね」と突然言った。
「なんで?」と俺が聞くと、
「自分でわかるでしょー」と、彼女は膨れながら言った。
「いや、わからないから」
「わかる」
「わからない」
何度かこんなやり取りをしていると、彼女は急に、見たことが無いくらい暗い顔をした。
>>15
こちらこそ、聞いてもらえてありがたいです。ありがとう。
親や友達に話しても、話半分くらいの姿勢で聞いてるのがすごい伝わってきて辛いから話せないしな・・。
あんまり面白い話じゃないかもしれないけど、書かせてもらうよ。
20 :1:2011/07/05(火) 14:19:26.99 ID:DNJx3V170
「・・・昨日・・」
「昨日?」
「昨日、あの公園の木のとこで」
「???」
彼女は恨めしそうに、でもちょっとわざとらしく俺を見上げたが、俺は何のことを言っているのか全く分からなかった。
昨日・・昨日は何してたっけ?よくよく考えると、それさえ思い出せない自分に気がついた。
「ごめん、思い出せないや・・もうちょっとヒントちょうだい」
俺がそう言うと、彼女は悲しそうに笑った。
「そっか、思い出せないなら、別にいいんだ・・」
「いや、よくないよ、気になるだろ」
彼女はいつの間にか大人の姿に戻っていた。
21 :1:2011/07/05(火) 14:25:57.32 ID:DNJx3V170
彼女はじっと黙った。生前からそうだった、彼女は普段ハキハキしたタイプなのに、
自分の悩みとか自分の本当の気持ちは、打ち明けるのにすごく時間の要る子だった。
「言いたくないの?」
俺が聞いた言葉にかぶせるようにして、彼女は口を開いた。
勢いに任せちゃえ、そんな雰囲気だった。
「昨日ずっと見てたのに!!昨日、ずっと見てたのに!」
突然語気を荒らげた彼女にびっくりして、え?と言った俺に、彼女は更に続けた。
「○○公園の木のとこで、昨日>>1が居たじゃん、あの時、私、後ろから追いかけてたんだよ?
気付いてたくせに、待ってくれなかった・・」
彼女は大きな目に涙をいっぱいに貯めて俺をにらんだ。
22 :1:2011/07/05(火) 14:34:29.82 ID:DNJx3V170
「私がいつも、会うためにどんだけ苦労してるか知ってるの?>>1っていつもそう、私の気持ちなんかわかんないんだ・・」
「苦労って・・」
盛り上がっている彼女とは裏腹に、何のことかわからない俺は、それ以上言葉が出なかった。
すると彼女はそんな俺を見てはっとしたような顔をして、
「そうだよ、セーラー服着たり、いっぱい努力してるんだから」と言って笑った。
自分の気持ちを誤魔化す時の、いつもの笑顔だった。
彼女は、そろそろ行くね、と言った。
俺は理由もわからず怒られた気持ちのまま、不機嫌におお、と言った。
彼女は港に飛び込んでイルカになった。
その時、頭の中に映像が浮かんだ。
公園の大きな木の下で俺が彼女を待っている映像だった。
彼女はその時1時間くらい約束に遅れていて、俺はイライラしながら木の下のベンチに座っていた。
すると、後ろからガサッと音がした。
俺はそれを彼女が来た音だと知っていたのに、何の連絡も無く待たされたことに気を悪くして、
気付いていないふりをして公園を後にした。
後ろからずっと小さな足音が聞こえていたのに、知らないふりをして歩いた。
足音が止まっても、ずっと歩いて行ってしまった、そんな「昨日の自分」の映像が浮かんできた。
23 :1:2011/07/05(火) 14:42:51.38 ID:DNJx3V170
一瞬にしてそんな映像が頭に浮かんだ俺は、心臓が締め付けられるように苦しくなった。
後悔と涙がめちゃくちゃに浮かんできた。
イルカに向かって「ごめん、ごめんよ、思い出したよ、ごめんな」と叫びながら目が覚めた。
まあ実際には自分の「ん”んー!」とかいううめき声に自分でびっくりして起きたんだけど・・w
起きると、これ以上無いくらいに混乱していた。
さっきの「昨日の自分」の映像が、夢の中で良くある事情の帳尻合わせ的現象なのか、
それとも実際に見た夢を思い出していたのかがわからなかった。
夢にしては、起きてからもその内容がはっきりしていた。
「そうだ、昨日こんな夢見てたのに忘れてたんだった・・」とも思ったし、
「いや、昨日は夢なんて見ていないのに、夢の中でそういうことにされてしまっただけだよな」とも思った。
答えは結局出なかったが、あまりにもやもやして気持ち悪かった俺は、この日から夢日記をつけることにした。
25 :1:2011/07/05(火) 14:48:21.95 ID:DNJx3V170
さて、なんかこの日のことは説明が難しくてぐだぐだしてしまったな・・
読みづらくて申し訳ない。
ここからはもうちょっとわかりやすく書けるよう頑張るよ。
一旦残りの仕事を仕上げてから、また来ます。
26 :名も無き被検体774号+:2011/07/05(火) 14:55:21.61 ID:LUF7UhUr0
>>1おつかれ、仕事頑張ってねー
ともかく、何故毎日彼女の夢を見るんだろうね。ここ一ヶ月の間って言ってたっけ?
その前は全然ちっとも見なかったってことかな?
気になることいっぱいあるから待ってますよ
どうすればいい?
というかどうしてなんだ・・
2 :名も無き被検体774号+:2011/07/05(火) 02:29:31.39 ID:qSiO3p2T0
>>1
心から愛してたんだろ
女の恋愛は上書き保存、男の恋愛は名前を付けて保存
忘れる事なんて出来ないからせめて違う恋でも探して見ろよ
3 :名も無き被検体774号+:2011/07/05(火) 02:50:26.52 ID:8MGMVivdO
>>2で終わってた
4 :1:2011/07/05(火) 03:32:53.18 ID:DNJx3V170
いつの間にかスレ立ってた。代行ありがとうございます。
>>2
確かに心から愛してる。
でも彼女が死んだのは5年も前なんだ。
いままではこんなこと無かったから戸惑ってる・・
5 :1:2011/07/05(火) 03:42:53.01 ID:DNJx3V170
とりあえず最近の夢について書いてみる。
彼女が死んだのは5年前。
因みにメンヘラだったけど死因は自殺とかじゃない。
こういう夢を見始めたのは大体1カ月くらい前からだ。
最初の夢はすごく鮮明に覚えてる。
俺は昔彼女と1回だけ行った海の砂浜にいた。
なんか屋根?みたいなのがあるところで座り込み、一人海を眺めてた。
海には誰もいなくて、夕方みたいな感じでちょっと薄暗かった。
そしたら後ろから、シャワーの音がちょっとだけして、誰かがこっちへ来る気配がした。
死んだ人が夢に出てくるってことは成仏したしるしなんだって。
彼女の思い出は大切にして次の人見付かるといいね。
あなたの幸せが彼女の幸せだと思うよ。
7 :1:2011/07/05(火) 03:54:08.67 ID:DNJx3V170
「砂が足に付いて気持ち悪い」
そう言いながら近づいてきたのは、白いTシャツを着た彼女だった。
俺は、おまたせ、という彼女にいやいや、と返しながら立ちあがり、
どこからか冷えたポカリを出して手渡した。
ありがとう、と言ってありえない勢いで飲み干す彼女。
すごい飲みっぷり、と俺は笑った。
「いいじゃん別に・・」彼女も恥ずかしそうに笑った。
「今日、海に連れてきてくれてありがとね」と彼女が言った。
「お安い御用だww」
そしたら彼女が、急に暗い顔をして口を開いた。
「でも、もう来れないんだね」
「なんでだよwwまた来れるよw」
「来れないよ」
「来れるって」
「来れないもん」
「・・じゃあ来なきゃいいんじゃね」
「・・・」
ちょっとイライラした俺がそう言うと、彼女は悲しそうな顔をして俯いた。
おれは後ろを向いて彼女を置いて歩き出した。
どうせ彼女の方から謝ってくるだろうと思った。
追いかけてくるだろと思ってた。
後ろを向いたら彼女はいなかった。
8 :1:2011/07/05(火) 03:58:26.01 ID:DNJx3V170
彼女が居ないことには驚いたけど、何故か俺はそのまま気にせず歩いて行って
(現実にはそんなことありえないけど)、ファミレスに行ったり、そこからは関係ない夢になった。
起きたらすっごく悲しくなって、夢の中でまで悲しそうにしてた彼女を思い出して泣きそうになったが耐えた。
まあ疲れてたのかなとか、久しぶりに彼女の夢みたなとかぐらいで、そのときはあまり深く考えて無かった。
>>6
そうなのか・・
そうだといいな。
なんかあまりに出てくるから何か言い残したこととかあるんじゃないかって思ってしまって・・ww
9 :1:2011/07/05(火) 04:05:08.09 ID:DNJx3V170
まあこんな日もあるよな、そう思っていた俺だったが、次の日も彼女の夢を見た。
こんどは俺は、誰もいない遊園地にいた。
観覧車も何もかも止まってて、やっぱり薄暗かった。
すると後ろから走る足音が聞こえてきた。
「もーっ、こんなとこにいたの!?」
ちょっと怒りながら来た彼女は、昔一緒に買い物に行ったときに買った服(でもこの時はあ、こないだ買った服だ、と思った)
を着てた。
俺は怒りながら来た彼女を見ると、なぜか混んだ土産物屋で彼女を見失うシーンが頭の中に浮かんできた。
「いや、お前が居なくなるのが悪いんだろ」
「私はちゃんと、○○のとこ見てくるって言ったもん」
「言ってないって、お前、俺がちょっと待ってって言うの無視して先々行ったじゃん」
また軽い口論になった。
10 :1:2011/07/05(火) 04:12:10.22 ID:DNJx3V170
俺は彼女に、甘やかしすぎるくらい優しく、普段から接してたと思う。
だから彼女に、こんな風に言うことは殆ど無かった。
たまにこんな感じで彼女を咎めると、彼女は決まって悲しそうに俯き、場合によっては泣きだしたりした。
そしてこの夢の中でも、彼女は悲しそうに俯いてしまった。
「ほら、もう閉演だから、いくぞ」
そんな彼女を見ているのにうんざりして、俺は話題を変えて後ろを向いた。
すると、案外しっかりした声で彼女が返事をしてきた。
「あ、私まだやることあるから、先帰ってて」
「は?ああ、居残り系?(意味わからないがなぜか俺はこれに納得してて、こう返事した)」
「うん、だから先帰ってて」
「ああ、気をつけろよ?」
「うん、>>1もね!ばいばーい」
そして遊園地を出て、また関係ない夢に変わった。
11 :1:2011/07/05(火) 04:20:48.02 ID:DNJx3V170
朝起きるとまた、俺はものすごく悲しくなった。
夢の内容が彼女の出てくるところだけ嫌に鮮明で、何度も何度も思い出した。
胸が苦しくて、気が狂いそうになった。
彼女のことを思い出したくなくて、部屋にある写真立てとか、彼女にもらったもんとか全部しまいこんだ。
それでも一日を過ごしていくとちょっとはそんな気持ちも薄れてきて、
夜には結局またそんなことすっかり忘れて布団にもぐりこんだ。
ちょっとここらで一旦寝ます。彼女が出てきたらと思って寝にくかったんだが頑張る。
また書くから、気になる人がいたらそっと読んでくれると嬉しい
12 :名も無き被検体774号+:2011/07/05(火) 04:28:22.28 ID:8SDIEgR1O
穏やかな海の夢は運気上昇の兆し、荒れた海は運気下降ぎみ。
遊園地の夢は新しい恋愛やセックスの関心が高まってるらしいぞ。
今、夢占いみてみた
13 :1:2011/07/05(火) 13:33:33.22 ID:DNJx3V170
仕事の合間にちょっとだけ書いておこう。
因みに今日もまた彼女が出てきた・・ちょっとノイローゼ気味なのかもしれない。
>>12
そうなのか、わざわざありがとう。
海はすごく穏やかな海だったよ、運気上昇の兆しなのかな。
恋愛はもうしないつもりなんだけど、これから先何が起こるかはわからないもん
14 :1:2011/07/05(火) 13:41:57.44 ID:DNJx3V170
さて、3日目の夢。
この日は彼女が「出てきた」って感じの夢じゃなかった。
実際この日は夢から覚めた時も、彼女のことを思い出さなかったし。
いや、本当はこの日は彼女の夢を見なかったのかもしれないな。記憶がすごく曖昧なんだ。
何を言ってるかわからないかもしれないが、とりあえずこの話をするには、4日目のことを先に話さないといけない。
4日目の夜、俺はすごく疲れていて、布団に入るとすぐ眠たくなった。
そして俺が覚えてる夢の始まりは、やっぱり俺が一人で居る場面からだった。
放課後のような雰囲気(つまりは夕方なのかな?)の中、誰かを俺は待っていた。
誰を待っているのかはよく分からなかったが、彼女が後ろから走ってくる特徴的な小走りの音を聞くと、
そうだ、彼女と待ち合わせしてたんだ、と納得した。
17 :1:2011/07/05(火) 14:06:01.19 ID:DNJx3V170
彼女は中学校の頃の制服を着て、姿かたちもその頃の姿で走ってきた。
俺は今のままの姿だった。
彼女は背が小さかったんだけど、さらに小さくなっていた。
俺と目が合うと彼女は、へへへと照れたように笑って、似合う?と聞いてきた。
似合うよ、と答えようとして俺は、この時初めて夢の中で「あること」に気づいてしまった。
なんでこのタイミングで気付いてしまったのかわからない。
彼女はもういなくて、もう二度と会えないはずなんだってことに気がついてしまった。
それが「死んだ」っていう意味で認識できたわけじゃなかったけど、
彼女がここにいるはずないんだってことだけがはっきりとわかった。
でも彼女はにこにこしていて、久しぶりに見た制服姿の彼女はすごく可愛くて、こんなこと言わなくたっていいかと思った。
それにこれを言ってしまうと、彼女の機嫌を害する気がした。
15 :名も無き被検体774号+:2011/07/05(火) 13:45:16.62 ID:LUF7UhUr0
彼女さんと>>1には悪いけど、興味ありそうなスレ発見
>>1、苦にならない程度に話してくれると有り難い
18 :1:2011/07/05(火) 14:13:47.02 ID:DNJx3V170
昔よく一緒に歩いた帰り道をまた2人で歩いた。
彼女は何度も後ろから小走りになってついてきて、後ろからそっと手を握ってきた。
俺は歩幅を狭めてかなりゆっくり歩いたのに、彼女は何度も俺から遅れてしまって、
俺は何度も彼女の手を握り締めたのに、気付いたらいつの間にか俺の手に彼女の手は無くて、
後ろから彼女が何度も掴みなおしてきた。
この時の会話は覚えてないけど、彼女は手をつなぎなおすたびにニコニコと笑顔を俺に向けてきて、
俺もそれに返しながら歩いてた。
しばらくすると港のようなところに着いた。
彼女は俺に「私、怒ってるんだからね」と突然言った。
「なんで?」と俺が聞くと、
「自分でわかるでしょー」と、彼女は膨れながら言った。
「いや、わからないから」
「わかる」
「わからない」
何度かこんなやり取りをしていると、彼女は急に、見たことが無いくらい暗い顔をした。
>>15
こちらこそ、聞いてもらえてありがたいです。ありがとう。
親や友達に話しても、話半分くらいの姿勢で聞いてるのがすごい伝わってきて辛いから話せないしな・・。
あんまり面白い話じゃないかもしれないけど、書かせてもらうよ。
20 :1:2011/07/05(火) 14:19:26.99 ID:DNJx3V170
「・・・昨日・・」
「昨日?」
「昨日、あの公園の木のとこで」
「???」
彼女は恨めしそうに、でもちょっとわざとらしく俺を見上げたが、俺は何のことを言っているのか全く分からなかった。
昨日・・昨日は何してたっけ?よくよく考えると、それさえ思い出せない自分に気がついた。
「ごめん、思い出せないや・・もうちょっとヒントちょうだい」
俺がそう言うと、彼女は悲しそうに笑った。
「そっか、思い出せないなら、別にいいんだ・・」
「いや、よくないよ、気になるだろ」
彼女はいつの間にか大人の姿に戻っていた。
21 :1:2011/07/05(火) 14:25:57.32 ID:DNJx3V170
彼女はじっと黙った。生前からそうだった、彼女は普段ハキハキしたタイプなのに、
自分の悩みとか自分の本当の気持ちは、打ち明けるのにすごく時間の要る子だった。
「言いたくないの?」
俺が聞いた言葉にかぶせるようにして、彼女は口を開いた。
勢いに任せちゃえ、そんな雰囲気だった。
「昨日ずっと見てたのに!!昨日、ずっと見てたのに!」
突然語気を荒らげた彼女にびっくりして、え?と言った俺に、彼女は更に続けた。
「○○公園の木のとこで、昨日>>1が居たじゃん、あの時、私、後ろから追いかけてたんだよ?
気付いてたくせに、待ってくれなかった・・」
彼女は大きな目に涙をいっぱいに貯めて俺をにらんだ。
22 :1:2011/07/05(火) 14:34:29.82 ID:DNJx3V170
「私がいつも、会うためにどんだけ苦労してるか知ってるの?>>1っていつもそう、私の気持ちなんかわかんないんだ・・」
「苦労って・・」
盛り上がっている彼女とは裏腹に、何のことかわからない俺は、それ以上言葉が出なかった。
すると彼女はそんな俺を見てはっとしたような顔をして、
「そうだよ、セーラー服着たり、いっぱい努力してるんだから」と言って笑った。
自分の気持ちを誤魔化す時の、いつもの笑顔だった。
彼女は、そろそろ行くね、と言った。
俺は理由もわからず怒られた気持ちのまま、不機嫌におお、と言った。
彼女は港に飛び込んでイルカになった。
その時、頭の中に映像が浮かんだ。
公園の大きな木の下で俺が彼女を待っている映像だった。
彼女はその時1時間くらい約束に遅れていて、俺はイライラしながら木の下のベンチに座っていた。
すると、後ろからガサッと音がした。
俺はそれを彼女が来た音だと知っていたのに、何の連絡も無く待たされたことに気を悪くして、
気付いていないふりをして公園を後にした。
後ろからずっと小さな足音が聞こえていたのに、知らないふりをして歩いた。
足音が止まっても、ずっと歩いて行ってしまった、そんな「昨日の自分」の映像が浮かんできた。
一瞬にしてそんな映像が頭に浮かんだ俺は、心臓が締め付けられるように苦しくなった。
後悔と涙がめちゃくちゃに浮かんできた。
イルカに向かって「ごめん、ごめんよ、思い出したよ、ごめんな」と叫びながら目が覚めた。
まあ実際には自分の「ん”んー!」とかいううめき声に自分でびっくりして起きたんだけど・・w
起きると、これ以上無いくらいに混乱していた。
さっきの「昨日の自分」の映像が、夢の中で良くある事情の帳尻合わせ的現象なのか、
それとも実際に見た夢を思い出していたのかがわからなかった。
夢にしては、起きてからもその内容がはっきりしていた。
「そうだ、昨日こんな夢見てたのに忘れてたんだった・・」とも思ったし、
「いや、昨日は夢なんて見ていないのに、夢の中でそういうことにされてしまっただけだよな」とも思った。
答えは結局出なかったが、あまりにもやもやして気持ち悪かった俺は、この日から夢日記をつけることにした。
25 :1:2011/07/05(火) 14:48:21.95 ID:DNJx3V170
さて、なんかこの日のことは説明が難しくてぐだぐだしてしまったな・・
読みづらくて申し訳ない。
ここからはもうちょっとわかりやすく書けるよう頑張るよ。
一旦残りの仕事を仕上げてから、また来ます。
26 :名も無き被検体774号+:2011/07/05(火) 14:55:21.61 ID:LUF7UhUr0
>>1おつかれ、仕事頑張ってねー
ともかく、何故毎日彼女の夢を見るんだろうね。ここ一ヶ月の間って言ってたっけ?
その前は全然ちっとも見なかったってことかな?
気になることいっぱいあるから待ってますよ
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